私が脳脊髄液減少症になるまで、3 | 脳脊髄液減少症を日本最東端からぶった斬る!

脳脊髄液減少症を日本最東端からぶった斬る!

脳脊髄液減少症は自身も患っている病気で、
認知度は年々増えてきましたが、
医師の中にも知らない人がいる程です。
症状は多様で、人によって違います。
私はブラッドパッチと人工髄液で治療をしています。
社会復帰を目指し、闘病している方の助けになれれば幸いです。

さて、前回に続きまして、ネットで見つけた医師のいる病院を探し出し

 

藁をもすがる状態で診察を受けに行きました。

 

受付を済まし、問診票を書きました。

 

どのような痛みか、頭痛の発現の仕方、でている症状

 

など多くの項目に答えました。

 

今でもお世話になっているその医師が言うには、

 

しっかりと行えば問診しただけでも診断がつけられるとのことですビックリマーク

 

確かにこの病気を知っている人ならば、そう言うのもわかる気がします。

 

私が初診を受けた日は、先生との問診、CT撮影を行いました。

 

問診の時点でも先生は「脳脊髄液減少症が最も疑わしい」と言い

 

その後画像診断でも、参考程度にしかできないが脊髄神経根から白くモヤモヤ

 

としているものが見えるので、髄液漏れの可能性が高いと診断をもらいました。

 

もちろんこれが確定診断にはならないので、後日MRIを取る予約をして終了でした。

 

この病気に使える薬はないので、その場で対症療法をしてもらいました。

 

点滴を急速に落とす方法です。

 

ふつうは2秒に1回程度ですが、そこでは1秒に4回ドリップしていました。

 

すごい速さなので腕はひんやりしますが、

 

血管内の血を補充することで、髄液が一時的に満たされて

 

その時だけは症状が軽くなります。

 

(仕組みを軽く説明照れ:生産された脳脊髄液は最終的に静脈やリンパ管に流れます。

 

リンパ液も最後には静脈に入ります。点滴をするということは静脈に補充して満たすという

 

とです。なので、流れる先が液体で満たされているときは、流れていく量が減ります。)

 

この処置は、この病気をよく知っている医師しか知らないので、

 

身近な病院に行ってお願いしても、やってもらえませんでした。ゲロー

 

長くなるのでMRI撮影からは次回に続きます。

 

大学で生理学や解剖学などは学んでいて少しは役にたてるかなと思うので

 

皆さん自身のことで何か疑問に思っていることがあればぜひ、コメントくださいね!