広大な江戸城址は一部皇居になっている部分を除いて
皇居東御苑、北の丸公園になっている部分は無料で自由に
出入りできるのである。もったないことには、はとバスの
定期観光コースでも、皇居外苑で二重橋を拝んで帰る人が
多いのは残念である、
江戸城の正門大手門に向かう下乗橋。ここからは武士は馬を降りて、徒歩でこの橋を渡り苑内に向かう。
弘前公園の下乗橋は天守の見える本丸と2の丸を結ぶところにある。
今は東京駅の北口は地下鉄大手町に繋がっており、大手町は丸の内と共に
東京のビジネス街を形成している。下乗橋の右側には高層ビル街が顔を出している。
江戸城正門の大手門表。江戸城の城門はたいがい表と裏の二重構造になっている。
鉄壁の守りは枡形門とも言われ、敵の侵入を表と裏の枡形で囲み撃退する。
枡形門とも呼ばれる。
大手門の裏門は小屋根のついた優雅な門。260年年の歴史の中で
江戸城の見張り番所の建物は城址公園の中に3つ現存する。
しかし百万都市を守る番所は、江戸城三十六見附と言われ
主なものでも三十六、その他66~90とも言われる。
大手門を入ったところにまず目につく建物は「同心番所」
二つ目は「百人番所」ここは甲賀組、伊賀組、根来組の鉄砲二十五人組が昼夜交代
で警備に当った。
最後三つ目の番所は「大番所」で最終検問が行われた。
弘前城では二の丸東内門に与力番所が再建されているが城内に
十二ヵ所あった番所の一つである。