こんにちわ、たると花です。

いやはや、すっかり夏ですね。


産褥期で引きこもり中、

季節が進んでしまいました~


産後ヘルプに来てくれていた実母が、

1ヶ月検診に付き添ってくれたのち、

地元へと帰って行きました。


当初は里帰りする予定なし、

やれる範囲でケセラセラだ!産後ケアもあるし!とあまり考えてなかったのですが、

母の方から、無理しちゃダメ!頼って!と、

はるばる泊まりで来てくれることに。


「大丈夫」が口癖のわたし。


母は、当時珍しくキャリアウーマンで、

昼夜休日問わず働き詰め。

それはそれは、頑張る背中を見て育ちました。

同居する祖母が母親替わり。

参観日はとびきりお洒落したおばあちゃん。

運動会はおばあちゃんの手作りお弁当。


大丈夫と自分に言い聞かせ、

祖母を困らせないようイイコで過ごし、

自分のことは自分でなんとかする。


幼少期から、

母に頼る ということをしてこなかったから、

頼り方がワカラナイ…。

でも、この際せっかくだから、

赤ちゃんのお世話に専念させてもらいましたニコニコ


そんな母との日々。


几帳面な母が、角をきちんと揃えて、

綺麗にたたんでくれた洗濯物。


きっとあまり得意ではないけれど、

レシピを見ながら、

一生懸命作ってくれた料理。


下校後、空腹と眠気で生意気な兄弟と、

格闘しながら見てくれた学校の宿題。


少し遅い朝ごはんを

朝ドラ見ながら一緒に食べたこと。


乳腺炎で苦しむ私に、全力でカヌレと

クロワッサンをすすめてくれたこと。

(大好物だけど、今じゃない感。笑)


あんなことやこんなこと、

エンドレス女子トーク。


孤独を感じなかったのは、

母が居てくれたから。


慣れない土地で

慣れない娘の家で

気を遣うことも多かったはず。

家のことも心配だったはず。


一緒に過ごしてきた時間は少ないけれど、

これから先一緒に過ごせる時間は作れるよね。


白髪も増えて、少し背中も曲がって、

膝も痛そう。


帰る日、なんだか涙が溢れそうで、

顔を見れなかったけど、

握った手はゴツゴツしてて、

とても温かかった。


退院の日、「産んでくれてありがとう」を

伝えました。

ものすごく照れ臭かったけど…

いま、言っておかないと後悔しそうで。


優しく育ててくれた祖母から


この世に産み落としてくれた母へ


そして、私から息子たちへ


大切に繋いでくれて、繋いだ命のバトン。

当たり前に感謝して、何気ない日常を噛み締めてこれからもわたしのペースであしあと


母が植えてくれたゴーヤに咲いたお花