頑張ってきた。２５ｍ背泳ぎと２５ｍ自由形・・・。
私が出場したのは障がい者の水泳大会。私は人工膝関節で障がい者手帳をもらっているし、実はうつ病でももらっている・・。
もうRさんからしっかり競泳用のものを用意するよう言われていた。シリコンキャップと広角スイムゴーグルとスプレータイプの曇り止めと水着は３着用意する事と。あとは大会時に会場ではくサンダルと水を吸うタオルを購入した。結構出費💦💦
大会前日のラインにはシリコンキャップのかぶり方まで念を押された。心配で仕方ないみたい（笑）
２５ｍ背泳ぎはこの大会では初挑戦。そして２５ｍ自由形は昨年はメダルをもらっていたけれど、毎年優勝しているＹさんが昨年はいなかった。で、私が１位だったけれど、Ｙさんがもっている記録19.27には程遠いタイムだった。なんだかスッキリしなかった。来年の大会でＹさんと泳がないととそれを目標に頑張った。
プールサイドで点呼の時についにＹさんと会えた
挨拶をした。腰に障害があるみたいだった。私より10才年上で私の半分くらいの体の細さ。この方があのタイムを出した方、私が１年目指してきた方と思うと感無量だった。点呼の場所からレーンの方に移動中にずっと練習についてお話して下さった。いつも健常者のマスターズの方々と厳しい練習をなさっているよう。雰囲気がそんな感じがする。頑張りましょうねとレースモードになる。私の番になり、ピッピッピーと笛が鳴り、脇のスロープからプールに入って、頑張ってコースまで進む。そして飛び込み台下のバーをつかんで、新型スタートの姿勢をとる。そう、何回も何回もずっと練習した新型
take your mark・・ピッで、頭が真っ白。夢中で泳いだ。腕を前に前にと唱えながら泳いだ。気が付くと前に壁が見えた。タッチして顔をあげると横にＹさんがいた。負けた・・追いつけなかった・・とショック💦
プールからあがると私についてくれていたＩ君（泳ぐ前から後までボランティアの学生さんがついてくれる）が、速かったですと笑顔で声をかけてくれた。その笑顔で切り替えができて、ありがとうと言えた。タイムの認定が行われるまでそばのベンチに座って、Ｉ君と雑談。理学療法士の卵との事
しかも整形外科志望自分は人工膝関節である事、約３年間水泳を続けている事等を話した。自分が人工膝関節の患者さんを受け持った時に水泳をやっている方がいると伝えたいとＩ君が話してくれた。時間が短かったから膝マニアにできなかったけれど、種は蒔いたかもしれない
で、いよいよタイムの発表。1位yuhoriさん 19秒85・・・2位Ｙさん20秒09・・僅差で勝っていた。Ｉ君と大喜び。Ｉ君からゴールがほとんど一緒でいい勝負だったと聞いた。
帰宅後、コーチが撮ってくれていた動画を見た。Yさんは飛び込みスタートで最初はリードしていたけれど、真ん中位で私が追い付き、それからは抜きつ抜かれつでゴールまで。でも、腕の伸びが私の方が良かった。もしかしたらこれが良かったのかも？？
前日のケアの際、体全体をケアしてくれたパーソナルトレーナーが別れ際に私に言った言葉、勝たせることはできないけれど、腕がより伸ばせるようにしておきましたからってえ？パーソナルトレーナーの勝利？？（笑）
プールサイドで表彰式があり、メダルを頂いた。首にメダルをかけて下さった委員さんが、速かったね、と言って下さって、嬉しかった。
今回、一番の収穫というか、嬉しかった事は、飛び込みスタートの選手に追いつけた事。諦めずやり続ける事が大事
それを体現できた～
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