1巻は、ブログネタで書いた不思議話です。
たる助は霊がいるか?と聞かれると
ほんとうに、困ります。
それは自分自身が
確証のない出来事ばかりを経験していて
実際に目撃したことがないからです。
というか、みなさんの話を聞く限り
目撃するのは御免です(゜▽゜;)(゜▽゜;)
実家に住んでいた頃。
居間に大きなアルミ戸がありました。
銀色のふち取りで上は透明なガラス
下は曇りガラス。
一般的な住宅に使われている
引き戸タイプの物です。
ベランダに出るため開け閉めをすると
カラカラカラという独特の音を発したものでした。
いつの頃からでしょうか。
夜中になると、その戸を繰り返し
繰り返し、開け閉めする音が
聞こえてくるようになりました。
なぜ、その戸だと限定できたか?
それは、実家に引き戸は一つしかなく
周りに建っていた家では
引き戸を使用していなかったからです。
そして、毎日聞きなれている音であること。
居間の真上の部屋に寝ていたため
音が真下から来ていることがわかること。
しかし、私がベッドから起き上がると
その音はピタリと止んでしまいます。
窓を開け閉めしていたのは誰なんでしょう。
あまりにも不思議で1階のトイレに降りるついでに
戸を確かめたこともあります。
父母のどちらかが開け閉めしていたのでしょうか?
それは考えられません。
だって、隣の部屋でいびきをかいて
寝てるんですもの。
そして。
父母ではないと思った理由がもう一つ。
引き戸の前は食器棚や新聞紙が積んであり
ベランダを使うためには
わざわざ玄関から出て裏手へ回り
裏口の鍵を開けて中へ入る必要がありました。
ペランダの引き戸が開くなら
裏口のドアの開閉音もセットでなければ
いけない状況なのです。
とてもとても不思議でした。
でも怖いという気持ちはありませんでした。
その音は半年ほど続いていましたが。
就職してから、私は家によりつかなくなり
そのまま家に帰ることなく結婚した
親不孝物なので。
引き戸の音が今でも鳴っているのか
確認するすべはありません。
だって、両親には一度も聞こえたことがないのですから。
確認のしようがありません。
私が実家に帰省して確かめる他ないのです。
若い頃の、不思議な出来事でした。
怖い話ではないけれど
不思議な出来事はあるので
たまーーーに、ポツリ、ポツリと書くと思います。
もう夏も終わりますね。