皆様、お疲れ様です。会社員の方々も、主婦の皆様も、体調を崩さずに生活できておりますでしょうか。

あまりご無理はなさらず、不調を感じたら少しでも休養を取って、身体を労わってあげてくださいね。

 

私も今日は久しぶりに朝強めの吐き気に襲われました。だいぶきつかったので、ミンティアに頼らざるを得ませんでした…

最近調子が良さげだっただけに、少しショックではありました。

 

が、2歩進んで1歩戻るように、ちょっとずつ、ちょっとずつ回復に向かってくれれば、それでいいかなと。いつかこの苦しみから解放されれば…

 

 

さて今回のブログ内容についてなのですが、以前どこかでお知らせしたとおり

 

「私が経験してしまった留置生活について」

 

をしばらく更新していこうと思います。

 

認知行動療法は現在基本的に同じことの繰り返し状態のため、わざわざ更新することでもないかなと思い、次に進むまでは少々更新を休止とします。

 

 

ここから先、もしかすると人によっては内容が濃すぎてしまう場合もあるかもしれないので、無理な方は見なくても大丈夫です。

あくまで私が経験した内容を基に、表現は出来るだけマイルドに抑える努力はしますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。

※地域によって勾留のルールが若干違うようなので、その点についてもご承知おき下さい!

 

 

 

1日目  不祥事発覚 → 緊急逮捕 → 護送・留置所へ入所

 

ブログで何度もお話ししている通りなのですが、私は精神的メンタル的不調が続いてしまい気づけば行動異常が発生してしまっていました。

 

結果、会社では庇いきれないような不祥事を起こしてしまい、ある日の午後に警察から出頭命令が下りました。

 

私は頭も真っ白の状態でただただ身体だけが動くロボットのように、上司に警察署へ連れられ、私の身元は会社から警察へと引き渡されました。

そのまま取調室へと案内され、狭い部屋に机とパイプ椅子しかない空間で刑事さんと対面で事の経緯を延々と聞かれ続けました。

 

私の生い立ちから学歴、家族のことや人間関係のことまで。事細かく、何度も、入念に。時間にして約3~4時間くらいですかね。

刑事さんも入れ替わり立ち代わりでいろんなことを聞かれました。

 

最終的には刑事さんが4人くらいどっと来て、何が起こるんだろうと考える余裕もなく私は別室に移動させられ、1人の刑事さんから「落ち着いて聞いてくださいね」と言われた瞬間に察しました。

 

現在時刻を告げられ、「緊急逮捕します」と、私の手首に手錠がはめられました。

 

逮捕が何を意味するのかは何となく分かっていました。

この瞬間から私の自由は失われ、全てが刑事さんの指示の下でしか動けなくなることになります。私が疾患していた不安障害の薬の服薬も禁じられ、唯一不安を軽減できていたミンティア一粒すらも許されません。私の私物に触れることは禁じられました。

 

その後、また元の取調室に戻され、供述調書なるものを取られました。私がこの件についてお話したことをまとめ、記録、調書として残すものらしいです。

 

延々と聞かれたことに正直にお話しし、最後に指紋と全身写真を撮られてこの日の捜査は終了しました。

 

その頃には22:00を過ぎていましたが、私が勾留される留置所は警察署から100km近く離れている場所にあるようで、出発準備までの間にコンビニのおにぎりを2個支給してくれましたが、当然喉は通りません。。朝食以降何も食べられていませんでした。

 

やがて私は手錠をはめられたまま護送車に乗せられ、私と運転手を含めて4人で留置所へと向かいました。

護送中、刑事さんは当たり障りないお話をしてくれますが、私の頭の中はそれどころではないです。逮捕の事実が受け入れられませんでした。

 

約1時間半かけて到着した警察署内の裏手に護送車を停め、私は刑事さんに誘導されて留置所エリアの大扉前へ。そこで留置担当官に私の身柄の引き渡しをされ、「明日も調べに来ますね」と刑事さんに言われてお別れ。

 

私は他の人に比べてストレス耐性が弱く、留置所内に入った瞬間の独特な空間と臭いで死ぬほどえずきまくりました。もう胃が痛くなりすぎて涙が出るほどに…

 

担当官は待ってくれましたが、えずきが収まったと同時に即身体検査を開始。その後は私物を全て没収され、衣服を脱がされてバスローブのようなものを着せられ全身をチェック。傷や腫れ、刺青など確認されましたが、特に何もなかったのでそのまま通過しました。最後に留置所内で貸し出ししている衣服に着替えさせられ、留置所内の規則の説明を受けました。

 

終了後には既に日を跨いでいて、私の居室には布団が敷かれていました。もう精神的にも肉体的にも疲労が限界に達してしまっており、私は居室に閉じ込められた後すぐに布団に入り入眠しました。

 

居室ですが、鉄格子状で畳が敷かれており、常に監視室から居室全体が見渡せる状態です。空間が異様すぎて、日々パニック発作を起こしたことや約2週間をどうやって生活してきたかは今後お話ししていこうと思います。

 

 

何度もお話ししていることですが、今となっては完全にこの件については猛反省しており、今後は同じ過ちを犯さないように心身共に自己管理を徹底するとともに、この経験を皆さんにも共有して

 

「私と同じ悲劇を生んでしまう方が一人でも減りますように」

 

という願いも込めております。

そして、何より関わってきてくれたたくさんの方の期待を裏切り、悲しい結果しか生むことはありません。

 

ただ私は、今回ここで逮捕を受けたことによって自分の異常状態に気付かせていただけました。

大変な苦労とご迷惑をおかけしてしまいましたが、この一連でお世話になった職場と刑事さん、留置担当官の方や弁護士さん、何より家族のみんなにも感謝してもしきれません。

 

しっかり精神的疾患と向き合い、回復させ、ご迷惑をおかけしてしまった皆さんに恩返ししていこうという気持ちです。

 

 

2日目以降のお話はまた次回にします。

現実離れしたお話にお付き合いいただき、ありがとうございました。

ご興味ある方や日頃ブログを見て下さっている方、これからもどうぞよろしくお願いいたします。