前回のチョイ投げキス釣りで試してみた仕掛け。
中通し錘につけたライン三又にチチワ結びしたハリスを通して手軽な2本鈎仕掛けにしてみたが大失敗。
ハリスをつけるアイの部分に隙間があって、キスの細いハリスだと輪から抜けてしまうのである。
滅多に使わない工具箱を探してみたら、45年前の中学の技術の実習で使ったはんだごてが残っていたので、ホームセンターではんだを買った。
45年ぶりにはんだを使って、アイの隙間を埋めるのに挑戦。
しかし、生来の不器用さに加えて、はんだは板状のものに固定させるにはいいが、隙間を埋めようとすると乾くまでにポロリと落ちてしまう。
指や足先に熱いはんだが落ちて、阿鼻叫喚のひとり劇場。
それでも苦労しながら何とか完成。
45年ぶりの技術の実習は思うようにいかず、なかなか苦戦した。
これでうまくできれば自作の投げ釣り天秤も作ろうなどと夢見ていたが、よほど時間と精神的ゆとりがなければ遠い道のりであることを痛感した。