7.早まった余命 | 垂水のてるさんの釣りバカ日誌

垂水のてるさんの釣りバカ日誌

投げ釣りファンを増やすため神戸のアラ還釣りバカおじさんがポイントもコツも隠さずつぶやきます。

4/26(金)~5/6(月)

 

父がステージ4の後腹膜肉腫で余命が1、2か月と医師から宣告されて2日後の4/25、病院から妹に枚方の病院で転院先が見つからなかったという連絡があり、同時に今日先生からお話があるということで、てるさんも仕事を午前中で切り上げて病院に行き、妹ともに医師と会った。

 

この数日で腎臓の機能悪化とDIC(播種性血管内凝固症候群)も発症しているそうである。

 

後で調べたら「播種性血管内凝固症候群(DIC)は感染症や悪性腫瘍など種々の基礎疾患の存在下に全身性かつ持続性の著しい凝固活性化が生じ、全身の主として細小血管内に微小血栓が多発する病態」ということらしい。

 

余命1、2か月と聞いてから3日しか経っていないが、容態の悪化で余命数日と考えた方がよく、この週末を乗り越えられないかもしれないと言われた。

 

幸い明日からGW前半の三連休になるので、毎日面会に行くことにした。3日目の4/29は意識もはっきりしていて、「風呂に入りたい」「ありがとう」など、話もしてくれた。


少し容態が安定してきたかと安心したが、翌日にこれまでなかったてんかん発作を発症し、レントゲンとCTで急性硬膜化血腫が見つかる。後腹膜肉腫から、腎臓機能悪化、DIC、急性硬膜化血腫と全身にわたる病気を併発し、ますます絶望的な状況になった。

 

それでもGW後半の四連休まではがんばってくれ、連休は妹と交代で面会に行くことにした。この時には話すことはなくなってしまったが、手を握ると握り返してきたり、こちらが話しかけるとかすかにうなずいたりの反応を時々してくれた。

 

てるさんの面会当番であるGW最終の5/6、深夜3時前に血圧が下がってきているので早く会ってもらった方がいいと病院から電話があり、車で急いで病院に行き、5時に面会したら、血圧は正常に戻り、容態が安定していた。

 



 

余命数日に早まり、GW中にその日が来る覚悟をしたが、連休の最後までがんばってくれた。