良型キス狙いのスマスイ裏攻略法 | 垂水のてるさんの釣りバカ日誌

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投げ釣りファンを増やすため神戸のアラ還釣りバカおじさんがポイントもコツも隠さずつぶやきます。

一昨日キスを狙って竿を出したスマスイこと須磨水族園裏のポイント。

 

 

 

 

以前は須磨のキスは東からシーズンインするため、早春の遠投時期にはまず竿を出していたポイント。

 

しかし、神戸市の遠浅工事の砂入れで4色目付近に砂止めが入り、急にきついカケアガリになった。

 

一昨年前の早春に試してみたが、砂止めで根がかりして釣りにならないのであきらめていた。

 

しかし、先々週の釣行の際にお会いした須磨のキス名人のHさんから、遠投で良型の釣果を見せていただき、今回チャレンジしてみた。

 

釣果はこの通りピンが多く、ましなサイズは2匹だった。Hさんはこれより少し多く釣られたが、やはり小型が多かった。

 

 

 

 

ましなサイズは大遠投が成功した時に釣れたし、Hさんも型がいいのを釣られた時は100m以上沖とアドバイスしてくれたので、この日は良型キスの群れがてるさんの遠投力では届かない沖だったのかもしれない。

 

このスマスイ裏で良型キスを攻略するには、遠投力と砂止めの根掛かり対策の両立が必要なのであった。

 

釣行前は根掛かり対策重視で、発泡材を埋め込んだ自作天秤が必要かとYouTubeなども見たりしていたのだが、道具がないし、不器用なてるさんには一朝一夕にはできないとあきらめ、デルナー天秤で通したのだが、遠投性能を考慮するとこれで良かった。

 

キスを探るポイントは4色目後半から沖であるが、遠投性能の高いデルナー天秤でもてるさんの腕とタックルでは5色目前半までなので、実質1色分しか探れない。その後、4色目の真ん中あたりで天秤を浮かせて一気に高速回収してカケアガリをかわさなければならない。

 

この方法で根掛かりによる天秤のロストは1個だけですんだ。

 

スマスイ裏攻略法は全力投入でできる限り遠投し、4色目真ん中あたりまで探り、そこから手前は高速で回収を繰り返す、という教訓を得た。

 

投入回数が多くなるのでかなり体力を使うが、日が高くなるにつれ、SUP(手漕ぎボード)や沖を水泳する人が増えてくるので、朝まづめに集中して勝負をかけ、日が高くなってこれらの人が投入付近にいれば、無理に投入せず体力温存の休憩をとることである。

 

最後に、水族園は現在全面的に工事をしているため、海岸に出るルートが限られている。

 

 

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電車の場合、スマスイ裏ポイントは本来は須磨海浜公園駅からが近いが、現在は最短コースでの通り抜けができず、ヨットハーバーの駐車場まで東に迂回してからでないと入れない。高速の若宮入口にあるエサ光で餌を調達して東から海岸に行くコースか、須磨駅の吉川釣具店で餌を調達して須磨海岸を西から東に歩くコースかのいずれかで、距離はどちらも大して変わらないように思う。