『シジュウカラの巣箱(息子宅)』です。

 

息子宅の窓際から見える巣箱での、シジュウカラの子育てを、

雛の巣立ちまで紹介できればと思っておりました。

今回は、残念なおしらせです。

 

<以下は、息子が記載しております>

 

  本編⑧完 残念です

息子です。

巣箱での雛の誕生を心待ちにしていましたが、

うまくいきませんでした、残念です。

 

定点カメラで、日常確認しておりますが母鳥は、1週間弱、巣には来ておりません。

母鳥への何らかのアクシデントか巣の放棄が考えられます。

巣には、5つの卵がありました。(これは事前に確認しておりました)

また、10CM程度敷き詰められた苔の巣材や、ベットのような獣毛の柔らかい産座もありました。

抱卵していたのは、間違いないと思います。

 

原因は不明なのですが、来なくなった日の直前3日連続で獣毛を運び入れていることや、

最後に確認できる動画でも、巣箱の入り口をつついて、

(巣に入りやすくするため)穴を大きくしようと試みていたことも考えると、

この段階での巣の放棄は考えにくく、母鳥へのアクシデントかなあと思っております。

一縷の望みをもって母鳥の帰還を願っておりましたが、

かないませんでした。

 

自然界では、成鳥でさえ、年ごとの生存確率は、シジュウカラの場合46%

というデータがあるようです。厳しい生存競争をあらためて感じました。

我々夫婦も、今回の結果にがっくりと肩を落としております。

 

残念な結果にはなりましたが、一旦、今の巣箱は綺麗にして、

また次のカップルが巣箱を使って、雛が巣立っていけることを祈りつつ、

ゆるゆると準備していきたいと思います。

以上で、終わります。