『クリスレアとかジョーコッカーとか、いつ聞いてもええな。あいつらの声はほんまにムードを持ってる。懐かしい音楽のはずやのに、新しいねんな。いつ聞いても新鮮や。たまに、イーグルスとかも聞くで。あれは懐かしいな。ホテルカリフォルニアとかもええねん。目いっぱいのボリュームでスーパーハイウェー走ったら気持ちええで。やっぱり、どんなジャンルの音楽でも、ええもんは長い間残るな。』
『ジョグジャ(ジャワ島にある古都)へ行ったとき、タクシーの運転手にホテルを紹介してもうてん。「えらい静かで、けっこうこぎれいなホテルやな」言うて喜んでたんや。ところが夜になったら、カタカタ、ギコギコ、ジャージャー、そこらじゅうから変な音が聞こえてくんねん。ドラムといったいなんの音やろ言うてて、よー考えたら、カタカタはパンパン(娼婦)が部屋から部屋へかけずり回ってるヒールの音で、ギコギコはベッドのキシム音、ジャージャーは、ナニが終わってシャワーを使う音やったんや。そこは売春宿やってんな。私らなんも知らんもんやから、水道の先にホースがついたあるやつで、口あろてたんや(洗ってた)。いつまでこの音が続くんかと思てたら、突然ドラムが「ブゥーッ」と、そら大きな音でオナラをしたんや。そしたらいっぺんに、音がやんだわ。』

