バリ語録

バリ語録

今ではアジアの人気リゾート「バリ島」の、80年代~90年代の風情を、大阪のおばちゃんが毒舌で語ります。

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『クリスレアとかジョーコッカーとか、いつ聞いてもええな。あいつらの声はほんまにムードを持ってる。懐かしい音楽のはずやのに、新しいねんな。いつ聞いても新鮮や。たまに、イーグルスとかも聞くで。あれは懐かしいな。ホテルカリフォルニアとかもええねん。目いっぱいのボリュームでスーパーハイウェー走ったら気持ちええで。やっぱり、どんなジャンルの音楽でも、ええもんは長い間残るな。』
『ジョグジャ(ジャワ島にある古都)へ行ったとき、タクシーの運転手にホテルを紹介してもうてん。「えらい静かで、けっこうこぎれいなホテルやな」言うて喜んでたんや。ところが夜になったら、カタカタ、ギコギコ、ジャージャー、そこらじゅうから変な音が聞こえてくんねん。ドラムといったいなんの音やろ言うてて、よー考えたら、カタカタはパンパン(娼婦)が部屋から部屋へかけずり回ってるヒールの音で、ギコギコはベッドのキシム音、ジャージャーは、ナニが終わってシャワーを使う音やったんや。そこは売春宿やってんな。私らなんも知らんもんやから、水道の先にホースがついたあるやつで、口あろてたんや(洗ってた)。いつまでこの音が続くんかと思てたら、突然ドラムが「ブゥーッ」と、そら大きな音でオナラをしたんや。そしたらいっぺんに、音がやんだわ。』
『ビンタンはあほ犬やった。田舎の犬で、昔はウンコも食べてたんや。田舎の人がクタの犬見て、「この犬はおいしそうや」言うねん。なんでやて聞いたら、「ウンコ食べてないから」やて。ビンタンはそんなとこで生まれた犬やねんで。それに引き替えブラッキーは、純粋のバリ犬やから誇りを持ってんねん。今でも、ビンタンといっしょにおるときは、ぜったいビンタンより高いとこにいてるで。ビンタンは「お手」とか「おすわり」言うたらするけど、誇り高いブラッキーはあかん。英語で言うても、インドネシア語で言うても全然知らん顔や。ところが、バリ語やったら返事しよんねん。』

バリ語録-BBG Seminyak Blavkey 1990