口が開きづらくなってお見えになったYさんは、40代の女性。


口が開きにくくなる「開口障害」を含む顎関節症は、20~30代の女性に好発し、あごの関節(顎関節)の周辺に何らかの異常があり、開口時に「あごが痛む」「ポキポキと音が鳴る」「口が開けづらい」などの不快な症状が現れます。


最近はストレス社会の影響からか、男性でも顎関節症を訴える人が増えてきています。


口が開きづらくなると食事が思うように取れなくなるし、人との会話にも支障が出るので不快で不便なことこの上ありません。


状態を観せていただくと、上部頚椎と側頭骨のフィクセーションと障害側の咬筋に過緊張があります。


顎関節症の多くは精神的ストレスなどで、咬筋群が緊張し、奥歯のくいしばりとブラキシズム(歯ぎしり)が起こり、顎関節の内部圧力が高まった結果として開口障害が生じます。


カイロの手技にて頚椎フィクセーションのリリースと咬筋の緊張緩和、顎関節をニュートラルポジションに誘導することで開口角度が広がるのが確認できました。


3回の施療と日常でのエクササイズの指導にて、開口障害は無くなり、ごはんもおいしく食べられて、話もあごに抵抗を感じることなくできるようになりました。


とても喜んでいただけた症例です。

                      

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