「この子は、これから普通の子のようには生活は出来ない。治療も何もないから、療育を頑張りなさい。」
と、2年以上前に著名な小児精神科の先生に言われた。知的障害を伴う自閉症と診断された。
冷たく言い放たれた気がして、だいぶ落ち込んだ・・・。
その頃の記憶はあまりないのだが、翌週には、バイオメドを取り入れているクリニックへ行き、ABAもスタートさせていた。
絶対に数年後、その先生に誤診でしたね!って言わせるために。
そして、時は突然来た。
正直、まだまだまだまだまだ低レベルなのだが、とある事情のため、2年以上ぶりに先生と対面した。(しかも、当日の息子は熱もあり最悪のコンディション)
やはり、現実は厳しかった。この先生はハードルが高い。
たぶん数えきれないほどの自閉症児を見てきただけあって、言っている事が的確だった。
まして精神科医なので、見ている視点が違う。厳しい。
ただ、とてもとても優しい先生に感じた。息子の事を覚えていてくれて、ひとつひとつの言葉に感銘を受けた。
当時の僕は、診断されてしまったことゆえに屈折していたのだろう。
勝手に悪者のようにして、この冷たい先生をギャフンと言わせるために頑張ってきたというのに。
なんて、自分は小さく未熟な人間なんだろうと思った。
息子はもちろん。自分にとっても、貴重なアドバイスをしてくれた。(治療なんて無いというスタンスは変わらずだけど・・・)
バイオメドにのめり込むと、発達系の医師を軽視する傾向があるが、大いなる間違いだと気付いた。
ただ、いつの日か、この先生から診断を取り下げてもらうのが目標には変わりないけど。
今回の件で、親として、とても大切な姿勢を学んだ。
シンプルなのだが、バイオメドにのめり込むと忘れがちな事なのではないだろうか?
これをきっかけに、また息子は伸びだしている。
