卵焼きは500回焼いても上達しない
娘のお弁当のおかずとして、私はほぼ毎朝卵焼きを焼いています。月15回以上、夏休みなどを除いても年間100回以上焼いています。
幼稚園も含めて5年以上はお弁当を使っているので、500回以上は卵焼きを作りました。
今朝、いつものように卵焼きを作りながら思いました。卵焼きを500回以上焼き続けましたが、上達していません。
15年前に焼いた卵焼きも、今朝焼いた卵焼きも大して味も見た目も変わりません。
娘は毎日飽きずに食べているので、まずくは無いと思いますが、普通の卵焼きです。
この結果から私が伝えたいのは、単純に回数をこなすだけでは上達しない、ということです。
勉強やスキルの習得においても同じだと私は考えています。
反復だけでは不十分
卵焼きを500回焼いたとしても、同じ方法で繰り返すだけでは質の向上は期待できません。
これは勉強にも当てはまります。単に同じ内容を何度も復習するだけでは、理解が深まらない場合があります。
例えば、数学の問題をただ解き続けるだけではなく、なぜその解法が使われるのかを理解することが重要です。理解が深まることで、応用問題にも対応できるようになります。
フィードバックの重要性
卵焼きを上手に作るためには、焼くたびに味や見た目を評価し、改善点を見つけることが必要です。
勉強でも同様に、テストや模擬試験を受けた後に間違えた問題を見直し、なぜ間違えたのかを分析することが重要です。
自己評価や他人からのフィードバックを通じて、自分の弱点を把握し、次に生かすことが上達の鍵です。
多様なアプローチの必要性
同じ卵焼きを何度も焼くのではなく、調理法や材料を変えてみることで、新しい発見があります。
勉強においても、異なる学習方法を試すことが重要です。
例えば、教科書を読んだりノートにまとめるだけでなく、アウトプットを中心にした学習取り入れることで、異なる角度から知識を深めることができます。
また、視覚的な学習ツールやオンラインリソースを活用することも有効です。
継続と忍耐
上達には時間がかかることを忘れてはいけません。卵焼きでも勉強でも、すぐに成果が出ないからといって諦めてはいけません。
少しずつ改良を重ね、継続することで徐々に上達していきます。モチベーションを維持するために、短期的な目標を設定し、小さな成功を積み重ねていくことが大切です。
まとめ
「卵焼きは500回焼いても上達しない」という事実は、ただ単に反復するだけではなく、工夫とフィードバックを取り入れ、多様な方法でアプローチすることの重要性を教えてくれます。
勉強においても、単に時間を費やすだけではなく、効率的で効果的な方法を模索し続けることが必要です。
おまけ・私のたまご焼きとお弁当
私の卵焼きもカニかまぼこやチーズを入れたり、味付けを変えたりもしてみました。
ただ、めんつゆか白だしを入れただけのシンプルな卵焼きがほとんどです。
お弁当に入れる卵焼き以外のおかずは、前日の夕食の残りか、冷凍食品やウィンナーを焼くなど短時間で調理できるものだけです。
幼稚園のころは、たまにキャラ弁も作っていましたが、高校生の娘の弁当は何の可愛らしさも無い弁当になりました。
朝はギリギリまで寝ていたいので、どうしても簡単なものになってしまいます。
もともと朝食と娘のお弁当は私の担当ですが、最近は妻も手伝ってくれています。
卵焼きだけは私の担当のままですが。
毎日、文句も言わず、飽きもせずにお弁当を食べてくれる娘には感謝です。