河合塾の全統プレ共通テストを自宅Web受験
河合塾の全統プレ共通テストを自宅でWeb受験してみました。
私は高校生の娘がいるアラフィフの父親ですが、受験したのは私です。
娘にやる気を出させるため、今年の大学受験に取り組んでいます。
さすがに模試を一度も受験せずに望むのは現実的では無いと思い、河合塾の全統プレ共通テストを受験しました。
本来は会場受験の方が良かったのですが、日程が合わず自宅でのWeb受験です。
私のときは、センター試験でしたが、共通テストの内容は当時とは全く違います。
文章量の多さに困惑してしました。
とにかく文章量が多い
約30年ぶりに共通テスト(センター試験)模試を受けてみましたが、総評としては、
とにかく文章量が多い。
という1点です。
問題を読んでいくだけで時間が足りません。
私が受けた当時のセンター試験の問題を、過去問サイトで見てみましたが、圧倒的にページ数も文字数も違います。
今回の模試の国語は全部で58ページあります。
それを90分で解くのですから、悩んだり、繰り返し読む時間などありません。
ほとんどの科目で最後まで解くのに精一杯で見直しなど全くできませんでした。
共通テストの問題は3月くらいに、一度解いていたので、文章量が多いのは分かっていましたが、改めて痛感しました。
思考力・判断力・表現力を重視した内容?
私が受験した約30年前のセンター試験は、今では知識偏重とも言われていますが、確かに詰め込んだ知識、暗記した内容をどれだけ正確に出力できるかという問題が多かったです。
「知識・技能」に重きを置いた試験です。
共通テストは「思考力・判断力・表現力」をより評価できるような出題形式ということです。
確かに知識が無くても解ける問題は当時よりも圧倒的に多くなった印象です。
それを思考力と呼ぶのか、日本語の読解力と呼ぶのかは私には分かりません。
日本語の読解力と問題の処理能力が重視されている試験のように、私には感じました。
ただし、時代によって試験内容は違っても、その年に受験する生徒は同じ試験です。
(今年は新課程・旧課程が混ざりますが。)
今は、この試験制度に順応するしかありません。
処理能力という面では、アラフィフの私には不利ですが、思考力という面では人生経験の長い私に有利な面もあるのではないかと思います。
自宅Web受験のメリット
自宅Web受験をしてみましたが、日程があえば会場受験の方が良かったです。
雰囲気も違いますし、本番を想定した練習にもなります。
しかし、自宅Web受験にもメリットはあります。
- スケジュールが自由(2日間に分けて受験可能)
- 理科2科目、社会2科目の最大10科目受験
- Web上での解答、自己採点が楽
3つめのメリットは解答と自己採点が楽なことです。
解答はWeb解答でボタンを押すだけなので、マークシートを塗りつぶすより楽で早いです。
また、解答を変えるのも消しゴムも必要なく一瞬です。
そして、自己採点は受験した翌日にボタンを押すだけです。
自動で点数が出力されます。
このように自宅Web受験にはメリットもありますが、最大のデメリットは本番環境とは全く違うことです。
会場受験の方が明らかに本番環境に近いものです。
日程がどうしても合わない場合に、自宅Web受験でも仕方ないですが、会場受験できるなら、その方が模試の効果は高いです。
まとめ
週末2日間を模試に使い、ヘトヘトでした。
会場受験の人たちは1日で解かなくてはいけないので、私以上の疲労だったかと思います。
自宅Web受験の最大の敵は、リビングにいる妻でしたが、さすがに気を使ってくれて途中から出かけてくれました。
娘は興味深そうに少し問題を見ていましたが、自分で解いてみるつもりは無さそうです。
自己採点機能により点数は既に分かっているので、各科目について、下記に感想と点数をまとめています。
今回の受験料6900円は私の少ないお小遣いから支払っています。
まだ相談していませんが、妻が家計として認めてくれるかどうかが最大の問題です。