勉強脳: 知らずしらずのうちに結果が出せる「脳の使い方」
最近、『勉強脳: 知らずしらずのうちに結果が出せる「脳の使い方」』読みました。
その本の一節にあった言葉です。
頭のよさは改善できるものであり、
だからこそ学習をするのです。
脳に効く方法64
先延ばしが言い訳になっていないか より
この本は、認知心理学者の作者、ダニエル・T・ウィリンガムさんが、脳科学の観点から効果的な学習方法を解説しています。
授業というスタイルの学習方法に沿って、脳に効く方法が83個紹介されています。
授業のある学生をターゲットにしていますが、社会人の学び直しにも活用できるポイントは多いです。
脳の仕組みを理解する重要性
『勉強脳』は、脳の基本的な仕組みを利用した効果的な学習方法を説明しています。
特に、集中力を高めるための方法や、記憶力を強化するためのテクニックについて詳しく述べられています。
これを読んで、ちょっとした工夫で脳のパフォーマンスを向上させることができるということを改めて認識しました。
例えば、適度な休憩を取ることや、ポモドーロ・テクニックを活用することで、仕事の効率が上がることを実感しました。
習慣化の力
次に、本書は「習慣化」の重要性についても触れています。
脳は繰り返しのパターンを好むため、「くり返しやり続ける」ことが大切。習慣化することで、学習を継続できるそうです。
また、個別の行為ではなく、毎日行う行動流れのなかに組み込むことが良いそうです。
時間をきっかけにするのではなく、「夕食後、キッチンの片付けが終わったら」を合図に勉強をするという例がありました。
私自身もこのアドバイスを実践し、夕食後まずは勉強を5分でも良いので実施するというルーティンを取り入れました。
夕食後、ダラダラ過ごして勉強時間が確保できないことが多いので、これが少しでも継続できるよう頑張ります。
娘との共有
この本は授業を受けている学生にこそ、効果の高い本なので、ポイントは高校生の娘にも伝えました。
娘は全部を読むつもりは無さそうです。
ただ、私がいくつかポイントを伝えると興味はもったようで、気になるところは読んでいました。
83個の方法が個別に紹介されているので、気になるところだけでも読んで実践できるのが本書の良いところでもあります。
スマホを遠ざけて勉強に集中する時間を設けることで、集中して多くのことを学べるという方法を実践しているようです。
作業していることと全く関係ないことを考えてしまう、マインドワンダリングの対策の1つとして紹介されていました。
まとめ
『勉強脳: 知らずしらずのうちに結果が出せる「脳の使い方」』は、効果的な学習方法が学べる一冊です。
脳科学に基づいた実践的なアドバイスが豊富に含まれており、日常生活や仕事の効率を向上させるためのヒントが満載です。
私は学習の習慣化の部分とマインドワンダリングの解説や対策の部分から少しずつ実践しています。
この本は、仕事や勉強でより効果的に成果を出したいと考えている方におすすめします。ぜひ、一度手に取ってみてください。