先日、平日に振休を取って、九州国立博物館で開催されている長沢芦雪展を観に行ってきました。

相変わらず曲線と鏡面が美しい九州国立博物館へ。

長沢芦雪は、伊藤若冲や円山応挙と並び人気の高い江戸時代を代表する絵師で、子犬や虎、龍など動物の絵が有名です。

土日はかなり混んでいるらしいのですが、この日は平日ということで比較的すいてました。

さっそく入ってすぐのところに展示されていた虎の絵に魅了されます。虎なのにどこか愛くるしくモフモフ感があります。近づいてよく見ると、毛の一本一本が細い筆で繊細に描かれており非常に感心しました。

その他、襖に大きく描かれた虎と龍の図や群猿図、紙からはみ出して描かれた牛図や巻物など、なかなか見ごたえのある作品ばかりでした。

たまの休みに芸術に浸るものいいものです。