冬の東北温泉旅3日目最終日、鉛温泉で迎える朝。
早起きして温泉に行くつもりが寝坊してしまいました。7時から朝食を美味しくいただきます。
朝食後、白猿の湯に行き、日本一深い自噴式天然岩風呂をあらためて堪能。
出発準備をして、8時40分に旅館をチェックアウトです。
今日は雪は全然大丈夫でした。
旅館から少し上流に行ったところの橋の上から鉛温泉を眺めます。
映画『海街diary』の1シーンでも登場した場所とのことです。
ということで鉛温泉を後にし、今日の目的地である山形県の銀山温泉に向けて出発です。
北上から秋田自動車道を走っていきます。秋田県に近づくにつれ、少しずつ雪が見られるようになりました。
途中、錦秋湖SAでいったん休憩。
雪の回廊らしきものがありました。
灯がともせるようになっています。
雪原の向こうには『熊が出没しています』の看板が。本来この時期、熊は冬眠しているはずなのですが、この暖冬で秋田でも熊がウロウロしているようです。怖い怖い。
横手から湯沢へと南下し山形県へと向かいます。途中、奥羽本線と並走です。
11時55分、銀山温泉のちょっと手前にある大正ろまん館に着きました。休日は一般車は銀山温泉まで入れないため、ここの駐車場に車を停め、シャトルバスで銀山温泉へ向かわなければなりません。運賃は往復500円なり。
シャトルバスに乗って5分ほどで銀山温泉手前のバス乗り場に到着。
少し進むと、眼下に銀山温泉街が見えてきました。
坂道を歩いて下ると温泉街が近づいてきましたよ~。
感動のうちにまずは温泉街入口の橋の上から。
温泉街を進んでいきます。
川の両側に風情漂う老舗旅館が建ち並んでいます。
昭和モダンな雰囲気がいいですね。
『千と千尋の神隠し』の湯屋のモデルと言われているところは各地にいくつかありますが、銀山温泉もその一つです。
夜はさぞかし綺麗でしょうな。
それにしても観光客が多いです。インバウンド率もかなり高いようです。
温泉街の一番奥にあった疎水坑。
温泉を楽しみたかったのですが、残念ながらどこも日帰り温泉はやっていませんでした。激混みだから仕方ないですかね…
温泉街の入口に戻り、温泉まんじゅうならぬ揚げまんじゅうを購入。
揚げまんじゅう、なかなか美味し。
バス乗り場に戻り、再びシャトルバスに乗車して、大正ろまん館に戻ってきました。
残念ながら銀山温泉で入浴できなかったので、近くの東根温泉へ行くことにします。
が、向かう途中で徳良湖温泉の看板を見つけ、吸い寄せられるように花笠の湯へ。
温泉というよりスーパー銭湯的な感じでしたが、冷えた体がポカポカに温まりました。
すいかソフトクリームでクールダウン。すいかの味がちゃんとして美味しかったです。すいかはここ尾花沢市の名産品なんだとか。
続いてやってきたのは、山形市郊外の山寺。山寺に登る時間はなかったので向かいの山にある芭蕉記念館へ。
ここの展望所から山寺を眺めましょう。
2月なのにまったく雪のない山寺。
左に五大堂、右に釈迦堂。12年前に一度登りました。
そうするうちに福岡に戻る時間が近づき、高速に乗って16時半過ぎに仙台空港へ戻ってきました。
せっかく仙台に来たのでやはり牛タンは食べたい!ということで、空港のレストランで牛タン定食をいただきました。なかなか美味しです。
牛タン食べながら乾杯。温泉旅お疲れさまでした~
お土産を買って、19時過ぎの飛行機に乗って無事に帰りましたとさ。
計画時点では雪の中のドライブ旅行が心配でしたが、結局のところ雪は乳頭温泉以外ほとんどなく、ちょっと安心したような、ちょっとガッカリしたようなといった感じでした。まあ、気を使わない昔の仲間とのワイワイ旅行、久しぶりで楽しかったです。
あと、仙台空港でお土産に買った喜久水庵の喜久福(生クリーム大福)が超絶品でした。おススメです。