冬の東北温泉旅2日目。乳頭温泉郷は蟹場温泉で迎える朝。

みんながまだ眠っている中、6時15分に起きて一人で露天風呂へ。

夜の間にさらに雪が積もったようです。

雪の向こうに露天風呂が見えてきました。転ばないよう気を付けて降りていきます。

雪の中にたたずむ露天風呂、ええですな。

混浴の露天風呂には年配のご夫婦が先客で入っていましたが、私が入るとすぐに出て行ったので朝から貸し切り状態に。

朝から極楽気分。

夜も良かったですが、朝の雪見風呂もなかなかです。

一度部屋に戻った後、今度は内湯の木風呂へ。

7時半から朝食。お米が美味しく3杯も食べてしまいました。

朝食後、内湯の岩風呂へ行った後、最後にもう一度だけ露天風呂へ行ってみました。9時までは静かなひと時を過ごしていましたが、9時を過ぎてから日帰り入浴客がやって来始めましたので、名残惜しいですが露天風呂に別れを告げました。またいつか来るかな~。

9時50分、チェックアウトして宿を後にします。

駐車場の車は雪を被っていました。

慣れない雪下ろし。

車の上の雪を降ろし、車の周りの雪をかき分け、なんとか脱出出来ました。

車に乗って、対向車に気を付けながら雪道を行き、たどり着いたのは鶴の湯。

鶴の湯は乳頭温泉郷を代表する温泉宿です。ここに来るのも11年振りです。

また来たどー。

前に来たときと同じようにかまくらもありました。

つららが長い。

雪深い。

秘湯感満載なのですが、如何せん人が多いのが残念。すっかり観光地化しています。

内湯と混浴露天風呂があります。

事務所で日帰り入浴券を購入。

まず内湯で温泉を堪能し、次に混浴露天風呂へ。あまりの激込み状態にちょっと興ざめしました。女性はちょっと入りにくいだろうな。

鶴の湯を後にし、田沢湖畔まで降りてきました。

お土産屋でいぶりがっこと稲庭うどんを購入、奥にあった秋田犬見学所で秋田犬に会ってきました。

お昼時ということで、隣の田沢湖レストハウスへ移動。

昼間っから田沢湖地ビールで乾杯。

せっかくの秋田なので稲庭うどんをいただきました。ちょっと量多し。

田沢湖は日本一深い湖です。

昼からは予定もなかったので田沢湖を左回りにぐるっと一周。

北岸にある御座石神社へ。

たつ子像と言えば金色の像が有名ですが、この神社にあったのは石のたつ子姫像。

湖畔に立つ鳥居。

駒ヶ岳方面の眺望。

続いてやってきたのは金色のたつこ像。これぞ田沢湖です。

ぐるっと一周して、地ビール醸造所のあるレストランORAEへ立ち寄り。

全国酒類コンクール第一位の大沢葡萄ラガーというのが売っています。葡萄の発泡酒らしいのですが、気になるのでみんなで購入しました。

田沢湖に別れを告げ、今宵の温泉宿へ向かいます。

途中、雫石の道の駅で今宵の酒類を調達。

16時25分、今宵の温泉宿、岩手県花巻市の鉛温泉藤三旅館に到着。

新日本百名湯にも選定されています。

昭和の風情が漂います。宮沢賢治の「なめとこ山の熊」の一節にもうたわれているそうです。

知りませんでしたが、映画「海街diary」のロケ地にもなったようで、写真やサインが飾ってありました。

浴衣に着替え、さっそく白猿の湯へ。日本一深い天然自噴岩風呂なんだそうです。

お風呂に入ってみると、最初は深くてびっくり(125cm)。

深いので当然立ったままお湯に浸かります。感覚的には温泉プールに入っている感じでしょうか。天然岩をくり抜いた湯舟とのことで、真ん中からは源泉がこんこんと湧き出ており、名湯間違いなしです。

続けて露天風呂の桂の湯へ。川沿いの風が気持ちいいお風呂でした。

部屋に戻って、湯上りの葡萄ラガーで乾杯。葡萄ジュースっぽいですが、美味しくいただきました。

18時からは夕食、白金豚を堪能しました。

夕食後は部屋飲み。中学・高校の同窓会名簿(中途半端に電子化したもので情報一部欠落)を見ながら思い出話に花を咲かせました。昔の仲間と語らいあうのは楽しいものです。

最後に半露天の白糸の湯へ行き、ぐっすりと眠りに落ちたのでした。