今日はJR九州の新しい高速船クイーンビートルに乗って、沖ノ島クルーズに参加してきました。

12時半、博多港国際ターミナルへ。

受付は12時45分からビートルカウンターで。

カウンターの前にはクイーンビートルの模型が展示されています。

3階の展望デッキからはクイーンビートルの全景を見ることが出来ました。

真っ赤な巨体、斬新なデザインです。ちなみにJR九州のD&S列車でおなじみの水戸岡鋭治氏のデザインです。

全長83.5m、以前のビートルと比べてもかなり大型の船です。

クイーンビートルは2020年11月に登場した新型のビートルで、三胴船と呼ばれる珍しい形の高速船です。

本来であれば、博多とプサンを結ぶはずですが、コロナの影響によりなかなか日韓航路への就航が出来ない状況です。現在は、週末を中心に近場のクルーズ運航が行われています。今回は沖ノ島まで往復3時間余りの行程です。

13時30分、いよいよ乗船です。

水戸岡デザインらしく、クイーンビートルのエンブレムが輝いています。

船内は3階建てとなっています。

まずは2階のビジネスクラスのシートへ。とてもごっついシートです。

シートカラーはいろいろとあります。

シートはかなり後ろに倒すことが出来ます。椅子の中に倒れていくので両サイドが壁となり、個室感があります。

ビジネスクラスの前方は少し軽めのシートです。

ビジネスクラスの最前列は展望席となっており、自由に座ることが出来ます。

客室の中央にはクイーンズラウンジ(KIOSK)があります。

軽食やドリンクが売られています。

ビジネスクラスでは自販機のドリンクが無料サービスとなっています。

2階には免税店があります。

今は国際航路ではないので免税品は置いていませんが、ビートルグッズや韓国や九州の食品などが売られていました。

こちらは駐輪場。自転車を乗せることが出来ます。

2階と1階を結ぶスロープ。1階に降りてみます。

1階の手荷物置き場です。この辺りは黄色のカラーリングです。

1階はスタンダードクラスの客室となっています。

ラウンジなどもあり、グループ旅行によさそうです。

4人用のボックス席もあります。

そしてキッズルーム。入り口が小さいので中には入れず。

CAFE&BAR(KIOSK)もあります。

続いて3階へ。展望室となっています。

展望室から外に出ると、展望デッキです。あまり広くはありませんし、運航中は出られないようです。

一通り見学した後、自分の席へ落ち着きます。今回はビジネスシートを予約しましたので、ゆったりと旅を満喫できそうです。

14時、クイーンビートルは静かに出航、博多湾内は穏やかでほとんど揺れを感じませんでした。

志賀島を過ぎて玄海灘へと進んでいきます。

ラウンジでプルコギ飯を買って遅めの昼食。

外海に出てからはそこそこ揺れますが、船内を自由に歩けるので退屈はしません。

出航から1時間20分、遠く前方に沖ノ島が見えてきました。

曇り空に若干晴れ間が覗き始めました。船は右回りに沖ノ島に近づきます。

14時半、沖ノ島に最接近。神の島だけに厳かな雰囲気です。上陸することは出来ませんが、間近に見ることが出来、貴重な体験となりました。

沖ノ島は周囲4kmの小さな島ですが最高所は244mもあります。断崖もあり、なかなか険しい感じの島です。山頂には灯台が見えます。

展望デッキが開放されていたのでデッキへと移動しました。船は沖ノ島を後に博多港へ戻っていきます。

玄海灘の夕日を眺めながら帰路につきます。ゆったりシートを目いっぱい倒してウトウト…。

17時過ぎ、博多港へ戻ってきました。

17時20分、クルーズ終了です。

ということで、クイーンビートルの旅はなかなか快適でした。早くプサンまで乗っていきたいですなぁ。