ー たるころ旅日記 ー

 

なかなかブログを書く時間がなかった6月。

もう7月になってしまった。

6月の初めにはちょっと福岡に3泊4日の旅行に行ったのだ。

 

梅雨入り前の爽やかな天候で、朝晩などは肌寒いほどだった。

 

数年前に行った福岡は博多のみの滞在だったが、

今回は少し足を伸ばし、行ってみたかった場所を訪れた。

 

まずは太宰府天満宮。

菅原道真を祀った天神様だ。

さだまさしの歌「飛梅」の舞台になった地で、歌詞に出てくる心字池には本当に

赤い橋がかかっているのを見て感動した。

 

↑太宰府の駅のホームは天神様の境内のようだった。

 

今、御本殿は改修中だったのだが、仮の御本殿がとてもモダンで今しか

見られないと思うと特別な感じがしてラッキーだった。

 

↑仮の御本殿の屋根の上には森があった。

↑御神木の飛梅は仮の御本殿の脇にひっそりとあった。

↑工事中の倉庫に梅のマークの太宰府天満宮専用のヘルメットを見つける。

 

またこの天神様の横に九州国立博物館がある。

ものすごい迫力の建物に圧倒され、展示を拝見して九州の歴史を学んだ。

 

↑ものすごい建物に圧倒される。

 

その後、南下して柳川の城下町で川下り。

 

↑船頭さんがカッコいい。

↑お城を囲むように水路が廻らされている。

 

次の日は九州の入口、門司港へ。

 

↑門司港駅のホームはクラシックで郷愁を誘う。

 

この門司から山口県の下関まで地下の遊歩道トンネルを歩いて行ける。

全長780m。関門海峡は狭かった。

ゆっくり歩いても15分もかからない。

ここはずっと行ってみたかった場所だった。

 

↑エレベーターで地下に降りてトンネルを歩く。

↑関門海峡は狭い。

↑トンネルの中程に県境がある。

 

最終日は教科書に載っていた国宝の金印「漢委奴国王」を見に

福岡市博物館に行った。

2.3cm四方、小さいながら108gとずっしりとした重さがある。

国宝があるだけで、博物館の格が高いと思う。

 

↑2.3cm四方の小さな金印ではあるがずっしりと重い。

 

北海道は開拓されてまだ150年ほど。

九州は中国や朝鮮にも近く、太古の昔はここが日本の中心だったのかも知れない。

歴史や文化も比較にならないほど古く、重みがある。

北海道の人間にとって歴史があると言う事は憧れなのだ。

 

6月の九州旅行。

行きたい場所に行って、美味しい物を食べて大満足の福岡の旅だった。