ー 東京、日光、横浜 ー

 

先週は旅行に行った。

まずは東京上野動物園でパンダを見る。

上野は好きで博物館や美術館には行ったことがあったが、動物園には行った事がなかった。

 

初めてのパンダである。

2歳になった双子パンダはなんとも可愛い。

中に人が入っているかの様な仕草に釘付けとなった。   

 

↑奥がオスのシャオシャオ、手前がメスのレイレイ。

 

平日にも関わらず双子パンダを見るのに50分並んだ。

これが土日祝日であればもっと並ぶのだろう。

 

↑動物園からすぐの所にある洋食の精養軒。

↑宮崎牛のハンバーグステーキ。

デミグラスソースがご飯に合う合う。

 

2日目はなんと東京ディズニーランド。

あまりのベタな東京観光で笑ってしまいそうだが、好きなのだ。

今年は東京ディズニーランド40周年との事で園内の装飾はキラキラとして

まさに夢の国である。

そこに身を置けば暫しの現実逃避である。

 

↑開園40周年のオーナメント。

↑クリスマスツリーも40周年仕様。

↑夜のパレードは圧巻。

 

旅行3日目はレンタカーで日光、中禅寺湖へ行った。

中禅寺湖は海抜1,269mと日本一高い位置にある湖。

華厳の滝はその標高の高い湖から流れ落ちているのも納得がいく。

 

↑華厳の滝

 

その中禅寺湖の湖畔にひっそりと佇む中禅寺金谷ホテルに宿を取った。

 

↑大きなエントランスで気分が上がる。

 

掛け流しの温泉とサウナもあり、すっかり整った後は久しぶりのフレンチの

フルコースを頂く。

日光金谷ホテルは由緒あるホテルで、中禅寺が発祥らしい。

レストランは落ち着いていて、丁寧な仕事がひしひしと伝わる優しくも

王道の味わい。やはりソースが美味しい。

たまに、こうしたちゃんとした物を食べなければいけないと痛感した。

前菜からデザートまでしっかりと堪能した。

 

↑コーンスープ。身に染みる美味しさ。

 

4日目はいよいよ東照宮に行く。

今回の旅行のメインなのだ。

ここも他とは違う空気が流れている様な清々しさがある。

 

↑東照宮の入口、厳かである。

 

徳川家康のお墓なのだが、ここはやはり神の領域なのだ。

敷地も大きく、建物の装飾も素晴らしい。

 

↑陽明門。凝った彫刻は一日中見ていられる。日暮しの門。

↑見ざる🙈、言わざる🙊、聞かざる🙉

↑左甚五郎の眠り猫。

 

徳川幕府の凄さを目の当たりにして、当時の日本人がいかに優秀であったのか

思い知らされる。

同じ日本人として行って良かったとしみじみ思う。

 

最終日は横浜だった。

目的はナポリタンとドリア発祥のホテルニューグランドである。

 

↑クラシカルなエントランス。

 

そのお店は横浜の老舗ホテルで旧館の階段は映画やドラマにも登場した事がある

素敵な建物で、山下公園の目の前にある。

↑大理石の趣きある階段が迎えてくれた。

 

念願のナポリタンは酸味のあるトマトソースが食べ進めるうちに

どんどん美味しくなる。

残ったソースを舐め尽くす様に綺麗に頂く。

 

↑コレがオリジナルのナポリタン。

 

そしてシーフードドリアである。

コッテリした見た目だが食べやすく、スプーンが止まらない。

シーフードもごろごろ入っていて美味しすぎる。

 

↑滑らかな口あたりで、素晴らしく美味しい。

 

どちらもシンプルで優しい味わいだから、素材や作り方で誤魔化しのきかない

素人では真似のできないプロの技だと実感した。

 

建物にしろ、食べ物にしろ

やはり元々を知る事とはとても大事だ。

 

この歳にして日本の良さをまだ知る事ができた。

まだまだ私の知らない日本があるだろう。

 

次の旅は何を見ようか、楽しみは続く。