ー ブランド鮭 ー
北海道の鮭漁は決まった場所に網を仕掛けそこに入る魚を獲る「定置網」という
漁法が多く用いられている。
ここ数年その網に鰤が入り鮭の姿がほとんど無かった。
以前、鰤はせいぜい津軽海峡ぐらいまでしか北上して来なかったが、海水温の上昇とともに、北海道沿岸で獲れるようになった。
そんな中、昨年は鮭の漁獲量が急激に上昇して過去最高だったらしい。
今年も例年並みの漁が見込める。
それに伴いイクラの価格も昨年より2割〜3割は安い。
実は30年ほど前からブランド鮭なる物が登場している。
定義は魚体が大きく丸々と太っていて脂がのっている。
その頂点に立っているのが鮭児である。
鮭児として出荷されるのは何万本かに1本の割合らしく、1本10万円は下らない。
北海道各地の鮭が獲れる漁協では、それぞれに定義を設けてブランド鮭を出荷
している。
羅臼漁協の羅皇、日高漁協の銀聖、雄武漁協の雄宝などが有名だ。
先週21日木曜日の道新文化センターの教室ではラッキーな事に
雄武の雄宝が手に入った。
↑とても立派な雄宝。4kgくらい。
今回のメニューは鮭のチャンチャン焼き。
↑これがチャンチャン焼き。野菜もたくさん。
半身を豪快に使いホットプレートで作る。
身がふっくらしてとても美味しい仕上がりになった。
その日の夜は残った雄宝の切り身をムニエルで頂いた。
ブランド鮭は本当に脂がのっていてしっとり美味しい。
ビールとの相性が抜群で一人お疲れ様会となった。
↑サッポロビール日本ホップと合わせた。
↑生クリームとマスタードのソースがしっとり美味しい。
多分、デパートや空港の水産物のお土産物屋さんにあると思う。
今ならネットでお取り寄せもできるだろう。
一度は食べて欲しい北海道のブランド鮭。