土曜日の昼間にドッカーンと一階で大きな音驚き



父「えらいことしてもうた!」



さっきまで掃除機の音がしていたので、父が掃除機を落として壊れたんだな…と思った



見に行くと台所に続く部屋の床が大きくカーブを描いて凹んでいた不安




父「持ちかえようとして落としてもうた!」



掃除機は無事だった 



灯油ストーブの満タンになったタンクを腰の高さから落としたそう



ああ、タンクの丸い角であんな形なのね凝視




母「父さんの家だから父さんがやったのなら仕方ない、私がやってたらグチグチ言われるけどね」



猫あたまあー凹んじゃったねー 足に落とさんでよかったねー間違いなく骨砕けとるで煽り



翌週、仕事から帰ると凹んだ床の周辺に掃除機やらトンカチやらが転がっている無気力



母「100均でいろいろ買ってきて昼間なんかやってたわ…」




3日後、5センチ、10センチほどの黒い楕円2つと黒いバナナが茶色い床に出現真顔




驚き なにこの色? 増えてるし




父「おーお帰り!どうや!直ったやろニヤリ




猫あたまえ?これで完成なん? めっちゃ目立つやん!増えとるし!



父「ついでにやったった!凹み直ったやろニコニコ




なせか父めっちゃ満足げ無気力



猫あたまこれじゃやる前より目立つやん!なんで茶色い床なのに黒にしちゃったん?普通目立たないようにするやろ💢




父「そんなにおかしいか?」



褒めてもらえるはずが怒られるはめになった父は不満げ無気力



だめだ話が通じないネガティブ



母「私もびっくりした。けどまた言うとアレコレ道具買ってきちゃうから…もうだまっといて…」



猫あたまごめんごめん、私も言い過ぎたわ。お風呂と一緒でいつか見慣れるわ。凹みはよくなってよかったね。もうやらんでいいからね…




なんとか冷静になった




まだ通る度にビクッとなる自分がいる




黒いバナナはまだいい凝視




まるで二匹の大きなGがいるように見えるんだもの魂が抜ける魂が抜ける魂が抜ける