前に書いた父の時計の話↓の続きです
父の時計はソーラー電波時計なので、いろんな日が当たる場所に置いていた
物を捨てられない父は古い時計も並べて
玄関、廊下、時には外の洗濯竿にひっかけて
2ヶ月ほどたったころ、古い時計だけが置かれていることが多くなった
父さんったら壊れてるのに諦めが悪いんだから
それからまた1ヶ月が過ぎた頃、ふと父の腕を見ると古い時計がはめられてるではないか
父さん、それ壊れたから新しいの買ってもらったんだよね!
父「最近調子いいんやで!これ!」
最近新しいの見ないけど、どうしてしないの?
父は立ち上がり、寝室に向かった
父「新しいのがない!どこいった?」
え?いつからないの?
父「知らん!どこいった?」
だから最近古いのばかり置いてあったんやね!新しいの見てないもん!
しまった!新しいの見かけないと気づいた時に確認すべきやった
父は新しいのを失くしたという意識はなく、新しいの見ないなー。でも古いのが目の前にあるから充電させて使おう!という人
私が言って初めて、あれ?そういえばどこにいったんだ…とやっと気付く人
信じられない!2ヶ月で失くすなんて
父「まーそのうち出てくるわ!100パー家にあるで!間違いない!」
その自信はどこからくるんだ
続きます