前回からの続きです

 

中堅医師がやってきた

 

 

お父さんこけたんですか?

 

 

猫あたまこけてない...床が...滑って...踏ん張ったら...痛い...気持ち悪い...

 

 

お父さんレントゲン撮るか..ベッドに横になれますか?

 

 

猫あたま無理...動けない...

 

 

移動式のレントゲンを持ってくるかどうかの話合いが始まった

 

 

結局転倒していないので、点滴に痛み止めを入れることになった

 

 

お父さん強い痛み止めを点滴に入れますね これは一日に2回しかできません

 

 

(なんでもいいー 早くしてくれー) 

 

 

私が滑った箇所の滑り止め作業に人がやってきたが、痛み止めでぼんやりとしか覚えていないチーン

 

 

私が抜け殻になっている間にすっかり夕方になっていて、夜勤に切り替わる時間になっていた

 

 

中堅医師が様子を見にやってきた

 

 

猫あたま先生痛み引きました、ありがとうございます。私の左肩どうしちゃったんですか?

 

 

お父さん踏ん張ったことで、筋を違えてしまったんだと思います

 

 

猫あたま痛み止めが切れて、また痛くなったらどうすればいいんですか?

 

 

お父さんあと一回痛み止めが使えますから大丈夫ですよ

 

 

トイレに行ったが、汗で全部出てしまったようだ魂が抜ける

 

 

また床が滑った無気力  怖いガーン

 

 

夜勤の看護師ひらめきがやってきた

 

 

その背の高い、お肌つるっつるのテキパキした看護師に床がまた滑る事を伝えた

 

 

すると私の履いていたスリッパを裏返し

 

 

ひらめきこんな滑り止めがついてないスリッパ履いてるから滑るんですよ!

 

 

(えっ このスリッパ病院から支給されたスリッパだよ 滑るスリッパを病院が配ってどうするんだ?)

 

 

そして私が家から履いてきたコン〇ース風のスリッポンを持ってきて

 

 

ひらめきいいのあるじゃないですかー これなら滑りません!これ履いとけばいいんですよ!!

 

 

そうきたか
 

 

つづく