今年最初のレッスンは

北フランスの家庭料理から

スタートしました。

Nord=Pas de Calais

(ノール=パ・ド・カレ)や

Picardie(ピカルディー)

と呼ばれるエリアです。

古くはオランダ南部や

ベルギーにもまたがって

フランドル地方と呼ばれていたこともあり、

お料理も現在のベルギー料理と

オーバーラップしています。


前菜はこの地方でよく食される

季節の野菜…

アンディーブ・ポワロー・

紫キャベツを使って

気軽なお惣菜を3種。

アンディーブは相性の良いクルミと一緒に

リンゴ酢のドレッシングでサラダに。

ポワローは下ごしらえに一手間かけて

クラッシックなヴィネグレットをかけた

定番のお惣菜としてご紹介。

紫キャベツはリンゴと蒸し煮にして、

フランドル風に仕上げました。

メインはワーテルゾーイ。

「水で煮込む」という意味のお料理ですが、

香味野菜と共にブイヨンで軽く煮込み、

卵黄を使って優しいとろみを付けて

仕上げます。

具材は鶏肉や白身のお魚が

よく使われますが、

今回は鶏胸肉をそぎ切りにして使用。

火通りがいいので

短時間で出来るのもポイント。

デザートは「お米のタルト」

お米を甘く煮るという発想は

日本人的には馴染みが薄い…というか

受け入れがたい方も多いと思いますが(*´∀`*)

ミルクで煮たお米はタピオカのようで

優しく素朴な「ママンの味」ですよ。


作り置きができたり、

短時間で出来たり、

優しいお味で

年末年始の疲れた胃にも優しく…

ご家庭でも取り入れやすい地方料理を

今年もたくさんご紹介していきますね♪