イギリス人のHenry王子考
ようやくグローバルの往来が進み始めて取引先の方々も3年ぶりの訪日をエンジョイされるようになりました。
先日はとっても人柄もよくスマートな英国紳士とお食事に行きました。
英語力の良し悪しなどまったく分からないのですが、彼のEメールはあたかも共通テストの長文読解問題かのようで(長文で)
毎回仰け反りながら読んでます。
そんな紳士と日本料理を食しながらこの3年の話を色々。
私はロンドンがマイベストタウン(ヨーロッパ人には不評)ですので話も弾むのです。
エリザベス女王の崩御に際しては何度かメールのやり取りをしたのですが、スコットランドで生涯を終えたこと。これは彼女の強い意思だと思う。もし彼女がウィンザーやバッキンガム宮殿で逝去していたら全てはイングランド内で完結してしまいスコットランドの人達が葬送の列に並ぶことは難しかった。
あれはUKが今後も一つとして結束していく事を強く願った女王の意思に他ならない。
その考察にはいたく感銘を受けました。
女王陛下のことを話す時、彼は少しウルウルしていて、本当に女王はイギリス人にとってかけがえのない方であってのだと改めて思いました。
もう一つの話題はHenry王子。
Henry王子って実はイギリスではスーパーヒーローだったのですね。
アフガニスタンの戦地に赴いたことは有名ですが、王族の1人として後方部隊に就かせようとする政府の判断を断って前線で戦った。
なのですっごいヒーローなんだそうです。
今の嘆かわしい状況はひとえに悪妻メーガンによる。悪い影響ばっかり受けていると残念そう。
では、彼がもし悪妻メーガンと離婚してイギリス王室に戻りたいと言ったならイギリス国民はそれを受け入れるのか?
その質問の回答はYes でした
今でもみんなが好きなのはダイアナ妃。
カミラなんて全然人気なし。
そのマミーを早くになくし苦労した Henryを皆んな見捨てていない。
きっと暖かく迎えると思うとのコメントでした。
彼の好き嫌いも反映した意見ではもちろんあるのでしょうが、中々興味深いお話でした。
王室や皇室。
この体制を21世紀に維持していくことはとても大変だと思います。
これらは彼らの多大なる自己犠牲の上に成り立つものだと思うのですが、下衆にその特権にフォーカスされると返す言葉があまりないですが、象徴なんてなってますが見えないところでちゃーんと政治に関与していると私は思ってます。
なので王室や皇室を持つ国の国民が享受できる恩恵って見えないけどすごいと思うのですよね。
日本だと宮中祭祀の力を侮ってはならないとさらに思ったりします。
久しぶりに英国人とお話しして渡英熱が高まったのではありました。
いっ行きたい
皆さま楽しい1日を
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