俺は学校まで約6キロの道のりを自転車で通っている


そんななか
今日

帰る途中
俺は道路交通法に従って
左側通行をしていた
すると対向車線の方
つまりは右側から何か声が聞こえてきた

「ぅおぉぉぉい!

お~~~~い!!」

まぁ知り合いが俺に気づいて呼んでいるのだろう
そちらの方を振り向こうとしたところ

「お~い
シュンヤ~~!!」

振り向くのをやめた



視野の端で見たところ
相手は1人
右側通行
俺の後方にいて
俺と同じ方向に進んでいて

俺をシュンヤという人物と勘違いしている
ということが分かった
もちろん俺の名前はシュンヤではない

まぁいずれ気づくだろうと思って放置してみた

10秒経過
「ちょっと~~~?」

20秒経過
「無視ですか~~ww?」

30seconds以下略

さてどうしたものか・・・・・・・・・・・

悩んだ俺は一つの策を講じることにした

それは
相手の頭の中にあるシュンヤという人物が取らないであろう行動をとる
というものだった

まずはやたらダルそうに自転車をこいでみる

ハンドルに肘を置き、がに股でペダルに足を置く


「こっち向けって~~www」

効かなかった

次は
両手放しで自転車をこぐというもの
正直両手放しはできないのだが
数秒だけやればいいだろうと思い
両手放し

「お前なんでいつもそれやんの~~~wwww」

シュンヤは両手放しがお好きらしい。。。。。。。。




てか両手放しにより俺を完全にシュンヤだと思ってしまったらしい

選択ミスであった

どうしたものか
お前誰だよとは言えない
なるべく相手が傷つかないような手段を・・・・・・・・・・・・・

悩んだ

悩んだ


すると

「お前明日覚えてろよ~~~www」

脇道にそれていった




明日人違いに気づくのであろう

とばっちりを食らうシュンヤに申し訳ない気持ちになりながら
1人家路につくのであった・・・・・・・・・・・・・

PS
おそらくあれは
「北」の人間であったと思う
リアクション返さない時点で気づけばよかったのだが。。。。。。。。。。