研修終了後、赴任前の一週間前ぐらい(うる覚えですみません)に、数人ごとに国際交流サービス協会(外務省別館)に呼び出され、パスポートとチケットを渡されます。
渡されるパスポートは、派遣員の場合、赴任国によって異なります。
(本館職員や出向者は、外交パスポートを渡されています。)
派遣員のパスポートは、公用旅券か外交旅券に分かれます。
公用旅券は、緑色のパスポートで、外交旅券は茶色ですね。
割と民主的で治安の良い国に赴任する方には、公用旅券を与えられるようです。
(アメリカ、フランス、ドイツ等)
一方、旧ソ連国等の共産国や治安が芳しくなく、大統領の権力が強い国の赴任者には外交旅券が与えられます。(ロシア、ウズベキスタン、ウクライナ等旧ソ連国、ベトナム、ミャンマー等)
外交旅券は、赴任国周辺など渡航先が限定されているようです。
渡航が制限されている国で休暇等を取る場合、渡航先を追加する必要があります。
渡航先追加の申請書が大使館、総領事館にはありますので、記入にして領事部に提出します。この追加作業は一週間ぐらいかかりました。
領事によると、この作業は間違いが許されないため、とても神経を使うと言っていました。
外交旅券をもらったときは、嬉しかったのですが、移動国が制限されるのはとても不自由です。
民間人の派遣員には、本来外交旅券は与えられないが、外交官という地位を与え外国官特権にある”身体の不可侵”という権限で不当な逮捕等のトラブルを避け、公務に専念できるようにする意図があると聞いたことがあります。