瀬戸内学院が民事再生法を申請 負債総額は23億円 | yamadatarouのブログ

瀬戸内学院が民事再生法を申請 負債総額は23億円

高校や短大などを運営する学校法人・瀬戸内学院(香川県三豊市)は19日、民事再生法の適用を東京地裁に申請し、保全命令を受けた。負債総額は約23億円という。

 同学院によると、少子化の影響で運営する瀬戸内短大(同市)の学生数が減少する一方、ゴルフ練習場や校舎新築などの設備投資で借入金や未払い金が約9億7千万円まで膨らみ資金繰りに行き詰まり破綻(はたん)した。今後、四国学院大を経営する学校法人・四国学院(同県善通寺市)が再建支援にあたる。

 瀬戸内学院は夏の甲子園出場などスポーツ強豪校の香川西高と瀬戸内短大、専門学校の瀬戸内総合学院を運営。08年度は計約930人の生徒・学生が在籍。同短大は来年度の学生募集を停止しているが、香川西高は存続する見通しだ。

 同学院は08年、教職員の退職資金を私立大学退職金財団などから不正受給し、法人の運転資金に流用したとして文部科学省から業務改善の指導を受けた。

朝日新聞 2009.3.19

http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK200903190101.html