2008年度の外車新車販売が25%減の20万台割れに
2008年度の輸入車の新車登録台数が前年度比で24.8%減となる19万9115台になることが「日本自動車輸入組合」の統計で明らかになりました。
輸入車の新車登録台数が20万台を割るのは1992年以来16年ぶりのことで、統計を取り始めてから最多であった1996年の42万7525台から半減する数値となっています。
主な外国車メーカーでも軒並み登録台数を減らしており、フォルクスワーゲンの21.2%減、メルセデスベンツの25.8%減などとなっています。
■外車メーカーの登録台数ランキング:(括弧内は前年度比)
1. フォルクスワーゲン 40,660台 23.12% (21.2%減)
2. メルセデスベンツ 33,684台 19.23% (25.8%減)
3. BMW 31,928台 18.23% (30.3%減)
4. アウディー 15,604台 8.91% (1.9%増)
5. ミニ(BMW) 12,197台 6.96% (13.0%減)
6. ボルボ 6,374台 3.64% (40.8%減)
7. プジョー 5,284台 3.02% (34.7%減)
8. フィアット 3,847台 2.20% (127.2%増)
9. ポルシェ 3,491台 1.99% (19.3%減)
10. フォード 2,896台 1.65% (26.9%減)
2008年度前半の登録台数はそれほど悪化はしていませんでしたが、金融危機が叫ばれ始めた秋以降から急激に減少し始め、最終的には16年ぶりの登録台数に落ち込んだと見られます。
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