週末、宮島でクロスカントリーがあったので参加した。

10.7キロの山道なのだが最初の1キロの90%はかなりきつい上り坂で

まさにランナーによるランナーのための大会で政治家の変な挨拶もなく

鹿や観光客がコースを横切ったり、とても自然な大会だった。


なぜ僕が最近マラソンとかそういう走る競技に囚われたかはよくわからないが

ランナーズハイをいつも感じられて気持ちよいから、がたぶん一番の理由なのだろう。


最初の10分~15分はいつもかなり辛い。

その辛さは人並み以上のように思う。

そのため脳内から辛さを鎮静させてくれる物質が過剰に分泌され

苦しさから無意識のうちにランナーズハイを迎えることができるのだろう。

弱い精神力を与えられた者の特権だ。


喉がからからに渇いてきて喉の内側の粘膜がくっついてしまって

窒息してしまうのではないかとか苦しさのあまりに想像してしまう。

歩きたくなってもとりあえずはゆっくりでも走ってみる。

そんなことを考えてたらいつのまにか苦痛はなくなり

どこまでも走れるのではないかという気持ちが沸き起こり

走るペースが自然と上がってくるのだ。

そのときがなんとも言えないぐらい気持ちよい。

例えて言うならロック少年がモトリークルーのライブワイヤで間があく所だけが楽しみで

その間だけを待ち望んでて、その瞬間が訪れて、溜めているトミーリーの姿がイメージされて、

トミーリーが溜めて溜めて溜めて、そして叩く、そんな感じの気持ちよさだ。


ちなみにその鎮静作用を起こしてくれる脳内物質は性交のときにも分泌されるらしい。

研究者ではないのでくわしいことは断言できないがセックスをしているようなものだと思う。

そういう風に考えることが自分自身一番納得できるし

ともかく健康とかそういう理由で走っているのではないことは確かなようだ。


参加していた女性ランナーたちも綺麗な感じの人がおおかったような気もした。

充分なエンドルフィンが脳内で分泌されているためなのかもしれない。


不健康なセックスとマラソンのどちらか選ばなければいけなくなると

間違いなく今の僕はマラソンを選ぶことだろう。