最近、本をよく読みます。


読書は趣味の一つなのですが、読まない時はずーっと読まないし、読むときは日に何冊も読んでそれが数日続きます。


熱し易く冷めやすいのでしょうか。

私の中で何種類かある趣味が時期によってグルグルと廻る感じです。

時にはミシンが何日も続いたりとか。


で、最近はまた本。

漫画も読むけれど、活字の本が多いです。

本が増えすぎて、大きな本棚はもうスペースがなく、何とかしないと本当にやばい。

床抜けるんじゃないか・・・とか。



そして今回どうしても読みたくて買った本。


「鬼畜」の家  石井光太 著






サブタイトルの わが子を殺す親たち っていうのにある通り、実際にあった自分の子供を殺した親の事件を著者が独自に調べてルポした本です。


元々、石井光太さんの本は色々と読んでいて発展途上国の最貧困層の国の人々に実際に会って住んで書いたルポ 絶対貧困   アジアにこぼれた涙  とか他にも数冊持っていて、この人の本は私の知らない世界を教えてくれるすごい本を書く人だなというのは前々から感じていました。


遠くの世界にある現実までは学校では教えてくれなかったけれど、それは紛れもない現実で。

知ったからと言って自分が何ができるのか、何もできないけれど、知ると知らないとでは大違いな現実。

そういったものをまざまざと突き付けてくる本、です。


そしてこの「鬼畜」の家。

3件の実際に起こった殺人事件を調べて書かれてあります。

この3件、割と最近の事件でニュースでかなりセンセーショナルに取り上げられていたので、記憶していない人はまずいないんじゃないかというくらい有名な事件です。

表面だけの事件事実だけでなく、犯人(親ですね)の成育歴や裏側まで調べて記載してあります。


私も親になってからもう子供も大きいですが、いつもいつもいい親であったわけじゃありません。

親はこうあるべきという理想と、自分のできなさ具合にいつも葛藤しながら20年過ごしてきたように思います。


子供を殺す親とそうじゃない親の差ってなんだろう、そんなのあるんだろうか。


心をえぐり取られるような現実を見たような本でした。