ある日近所のスーパーで258円だった鯛の白子。アラの扱いでした。販売シールに鯛の白子っていう項目は無いんでしょうね。

年間でこの時期しか食べられないものなので金欠気味に目をつぶって購入。
黒鯛釣りにハマっていた時期が長かった僕にとって釣り仲間から外道(狙っている魚以外の魚をそう呼ぶ)扱いされようと真鯛4匹釣ってボウズ(何も釣れ無かった情けない残念な人)扱いされようと、真鯛はやっぱり嬉しかった。
年中身近な堤防からでも案外釣れるものですぐ後ろが民家(といっても全部漁師の家だが)ところでも僕の記録は65cmです。

さて、この時期サクラ鯛と呼ばれ旬とされる鯛ですが美味しくは無いです。当たり前です。栄養は全部、繁殖の為に使われ身は痩せて脂もあまりのっていません。
なぜ旬なのか?って事ですが釣り場で出会った漁師さんによると、繁殖の為に身近な浅い漁場でも沢山とれるからだろうというお話しでした。
他にも魚があまり美味しくない真夏の時期に味が落ちにくいスズキやコチ等は夏が旬と言われるけど、味が落ちにくく比較的他の魚より高く売れるから良く狙う→しじょうに出回る→旬扱いというパターンもあるとの事でした。旬=美味しいとはかぎらないんですね。

さて、それでは白子。逆に栄養タップリ?兎に角この時期だけしか無い上に捨てるもの扱いで何匹分はいってるんだ?と思った白子、タラ程旨くはなく、臭みも強いので
塩でもむ
1時間以上放置
ねんをいれるなら酒もふりかけて
水洗いを何度か繰り返し
軽く湯通し
水洗い、掃除
茹でる
冷やす
ポン酢でまああとっても美味しゅうござうます。
となります。おつまみにしかなりませんが、この時はお寿司にもして頂きました。

因みに、サクラ鯛はサッパリしていて美味しいという少数派もいらっしゃいます。
元々淡白で上品だと思うのですが。




 

 

 

 

 

 

 

 

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Amebaグルメ部