六月一日・・朝の四時
僕はハッとした・・
(朝練行かなきゃ・・)
中二の僕は14歳の誕生日の早朝
焦りながら目覚めた・・
・・・・・
いや・・・待てよ
私は部活なんてやっていないじゃないか
それどころか・・
私は今日で61歳じゃないか
六月一日・・
私は61歳の誕生日
還暦明けの土曜日の朝じゃないか・・
ましてや中学校時代・・
部活になんて所属していなかった
同好会程度の柔道も土曜日のみのクラブで
もっばら家に帰る帰宅部だったではないか
なんで朝練なんて思ったのだろうか‥
そんなことをつらつらと思う
六月一日に61歳になった
布団の中なのであった・・

・・・・・
そこで・・オイラはハッとした・・
「朝練行かなきゃ」
高二のオイラは誕生日の早朝
焦りながら目覚めた・・
まったく!!軽音部なのに
なんで朝練なんかあるんだよ!!
オイラはTOKAIのレスポールを
ギグバックに収納して肩にかけ
朝飯抜きで学校に向かったのだ・・

ま・・わたくし今月で61歳になりますが

今日・・誕生日じゃないですけどね

口笛