人間の時間の感覚とは曖昧なものである
古書店の50円コーナーの木製本棚の前に佇み
今・・僕は1秒が1分のように感じている・・
鼓動が読み取れる・・のどが渇く・・
これはある意味犯罪なのでは?
否・・何かしらの犯罪だろう・・
しかし衝動が止められない・・
だが・・行動に出られない・・
僕が今日買った
「ドラゴン刑事・怒りの危機一髪」
その場所がぽっかりと開いている・・
(さあ自分・・そこに今手にしている本を・・差し入れれば完璧だ・・)
すっかり日の落ちた古書店の周りには幸い誰もいないのだ・・
1秒が10分にも感じられる・・
その時後ろから風がふいた・・
その風が僕の背中を押した・・
そして・・
「ドラゴン刑事・怒りの危機一髪」
を購入したときの場所に戻した・・
すかさずその隣の本を手にした
なにげない素振りでページをめくる・・
今、手にした本の活字がまったく入ってこない・・
自分の鼓動がさらに激しくなり
Slayer の Angel Of Deathが頭に鳴り響く・・
しかして・・僕は成し遂げたのである・・
痕跡本を次へと継承するべく
僕は成し遂げたのである・・・。

続く・・

 

 

https://youtu.be/Ol87N0nxfVs