時代と共に新しい技術が開発されたり 研究が進むにつれ新しい発見があったり
医療の分野でも様々な変化がみられる
それは、倫理的な分野においても言える事で
昔は医者が神様で「治してやる!!」と言わんばかりに 「言うことを聞いていればいいんだ」という時代から
今は、インフォームドコンセント つまり 医者による事細かな説明と
インフォームドチョイスという 患者側が そのうえで治療法を選べる時代になった
神様どころか医者が訴えられる時代になったのである
(患者が医者を殴るなんて事すらある 勘違いも甚だしいが・・・・・)
そんな中でも病院の体質の違いは出てくる・・・・・
例えば、ある病院では
ある特定の患者に対する 病院としての方針が すでに決められていて
医者の考えがどうあれ、雇っている病院側のやり方に医者が合わせる・・・・と言う方式をとっている
まぁ、医者 対 患者で訴訟が起きたとして、もし 医者側が負けたとして
一医者に賠償金なんて払えるはずもないので・・・・
この方式は、とても欧米式というか 主流になってきている・・・と言える
医者も雇っている病院に守られる必要があるし、
もし病院に逆らって、自分のやり方を通せば・・・・・病院対医者で闘うだけのことですしね
これは「命を扱う責任」の取り方として・・・・とてもまともと言えるなぁぁぁ・・・・と思う
それでも、どうしても自分の信じる医療を行いたい!!!! という医者もいる
もちろん患者を助けたいという善意からではあるが
患者のチョイスを受け入れない 頑なな態度があまりにも強いと
その善意が単なるコーティングで ほんとうに望んでいるのは何なんだろう・・・・・と思うことがある
医とは、身体を治すことではあるが 身体と心は密接な繋がりがある
その切れない繋がりを無視しても押し通すのは何故なのか?
まぁ その医者というか・・・病院に掛からなきゃ良いだけなんですけどね 笑