『ママもパパも知っておきたい よくわかるオチンチンの話』(金の星社,2013年)
著者:岩室紳也(泌尿器科医)
52〜53ページ
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「むきむき体操」を始めると、いつまでやればいいのか、ゴールがどこなのか、疑問に思うお母さんもいることでしょう。
オチンチンの包皮(ほうひ)をむいて冠状溝(かんじょうこう)まで見える仮性包茎(かせいほうけい)であるなら、「むきむき体操」は大成功です。仮性包茎になっていれば、いつでも自分で洗えるし、清潔を保つことができるからです。
当面の目標は、お母さんが手助けして、冠状溝まで包皮がむけるようになることです。
でも、包皮の状態には個人差がありますし、むき始める年齢は人それぞれですので、トレーニングを始めて、すぐに冠状溝までむけるお子さんもいれば、亀頭部(きとうぶ)が見えるようになるまでに一年以上を要するお子さんもいます。時間がかかっても気にしないでください。
次の目標は、お子さん自身で包皮をむいて、冠状溝が完全に見えるようになることです。
お風呂でオチンチンを洗うときや、おしっこをするとき、むきながらやるように教えてください。毎日繰り返していれば、必ず、自分で冠状溝までむけるようになります。こうなれば、将来、コンドームをつけての性交も問題ありません。この目標を達成できれば、「むきむき体操」は卒業です。ゆっくり時間をかけて、取り組んでいきましょう。
※引用者注——オチンチンをむくのは小学校に上がる前後頃(歯が生え替わり始めて以降)に始めるのがお勧めです。この頃になると包皮と亀頭の癒着が取れやすくなって自然と包皮が剥きやすい状態になっています。
◎「むきむき体操」のやり方については前回と前々回の記事をご覧ください。


