たけし軍団の中で一番喧嘩が強い人 | さざ波スワン ~タロットと旅する~

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先日、YouTubeを観ておりましたら、水道橋博士がたけし軍団の中で喧嘩が強い人は誰かという話をされていました。

喧嘩が強い人の第3位は、つまみ枝豆さんだそうです。
枝豆さんの不良伝説をご存じの方は結構いらっしゃるかもしれません。
枝豆さんは小柄なため、喧嘩スタイルとしては、武器を使うのが特徴だそうです。
ちなみに枝豆さんはたけしさんのフライデー襲撃の際、招集されませんでした。
聞くところによると、枝豆さんは「前」があるため、たけしさんが考慮して呼ばなかったそうです。

第2位はガダルカナル・タカさん。
タカさんは旅芸人の息子さんなのだそうです。
流れ流れて、辿り着いたのが湯ヶ島。
そこで、地元出身のつまみ枝豆さんと知り合われたそうです。
タカさんは今、テレビのコメンテーターをされていますが、発言が炎上したことは一度もないそうです。
水道橋博士は、今のタカさんに早く仮面を脱いでほしいと思っておられるそうです(半分は冗談です)。

そして、栄えある喧嘩の強い人、第1位は・・・

 

ビートたけしさん!


意外に思われた方も多いかもしれません。
しかし、実はたけしさんはどれだけお弟子さんを従えていようと、盛り場などで絡まれた時には、周りの制止を振り切って自ら飛び出していかれるそうです。
たけしさんを止めるのは当然軍団の役目なのですが、必ず一人、たけしさんを前から抑えなければならず、そのポジションになると、「離せ!」と暴れるたけしさんから一撃を食らうことになるため、大変なのだとか。
相手がいわゆる「プロ」だろうと、たけしさんにとっては全く関係ないそうです。
水道橋博士によると、結局、何が一番強いのかというと、たけしさんの「気持ち」なのだそうです。

たけしさんの映画を観たことがある方なら、なんとなく共感していただけるかと思いますが、昔からたけしさんの中には怒りの衝動のようなものがあったように感じられます。
そのような衝動が漫才や映画、小説などのクリエイティブな方面へ昇華される時と、実際の暴力に直結してしまう時の両方があったのがたけしさんの人生のように思えます。

私はそんなたけしさんの怒りの衝動のようなものが、どうしても「女司祭」のカードと関連しているような気がしてなりません。

 


 

「女司祭」は一言で言うと、「動かぬ自分」、つまり、生まれてこの方変わることのない自分の中心にあるものを表しています。
タロットをご存じの方なら、これを「女司祭」ではなく、「力」のカードなのではないかと思われる場合もあるかもしれません。

 


「力」は自分が抑えようとしても抑えることのできない本能を受け入れるというカードです。
しかし、私には、たけしさんのそれが単なる本能というよりは、たけしさんという存在の礎そのものであるかのように思えてならないのです。
だからこそ、水道橋博士は、単に技術としての喧嘩の強さとは別の次元で、「気持ちが強い=喧嘩が一番強い」と結論づけたのではないかと思うのです。

 

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