まず、怒りというのは2次感情と言われています。
要するに、本当は「こうだったんだけど・・」の気持ちを隠すために怒ることをしているということですね。
例えば、子供が二人おもちゃの取り合いをしていて一人の子が相手を叩いてしまったとします。
大人は聞きますよね。
「どうして叩いたの?」って。
すると、こう答えます。
「だっておもちゃを取ったから」と。
「そっか。おもちゃを取られたから怒って叩いちゃったんだね。本当はどうしたかったの?」
「一緒に遊びたかったの・・うわーーーん」
「じゃあ仲直りして一緒に遊ぼっか?」
「ごめんね!」
「いいよ!!」
・・・・
いかがですか?
「本当は〜〜」という本音が隠れているのが分かりますね。
怒りは、この本音を隠すために働いているということです。
なんでこの本音を隠すために怒りが存在してるのか??
子供の例をそのまま使うと、この子供は本当は一緒に遊びたかったのに一緒に遊ばずにおもちゃを取り上げられたことに腹を立てましたね。
後から、「本当は一緒に遊びたかった」と伝えてるということは、自分の要求を知っているんだから、相手の子に直接最初に伝えたらよかったと思いませんか?でも、この子はそうはしないで、叩いてしまった。
要求を飲んでもらえなかったことが、過去に起きていたからです。
要求を飲んでもらうことができないことが続くと私たちってどうなるでしょう。
「どうせ分かってくれないでしょ」スネたり、怒ったりしませんか?・・私はよくしました笑
このように、怒りの時意識してみるといいことは
「私って何にスネてるんだろう?」
「私って同じような出来事で過去に悲しくなったことってなんだろう?」
思い出してみるといいですよ。
「あ!」そう思い出すことがあると怒りが治っているということもありますから、「最近そういえば怒ってばっかりだな」のあなたは試してみるといいかもしれませんね。
一発で思い出せないこともあるかもしれませんが、意識していくと過去の認識を変えることにも繋がりますので、是非怒った時はこの記事を思い出してみてください。
さぁ、怒りに隠された真実をお届けしましたが、「怒ってる時に意識しろって言ったって冷静じゃないから無理じゃん!!」と思った人もいるかもしれませんね。
次回、「怒りの沈め方」をお届けしたいと思いますので、気になる方は楽しみにお待ちくださいませ!
本日も訪れていただいて、ありがとう!