春は「肝」
東洋医学の五行説にあるように、「春・夏・秋・冬」それぞれの季節により、がぜん頑張る臓器があります。
自然界の陽気が高まる春は、代謝や解毒力も高まり「肝」の働きが過剰になりがちです。
春先はエネルギーが高まりながら変容するため
芽吹くエネルギーに、ついて行けず しんどい方も多いと思います
中国から黄砂がどっとやって来る季節、放射性物質、PM2.5など、ますます肝臓に負担がかかります
でもでも ~春は体の中からキレイになれる季節~
何故かというと、春が来ると身体は、冬の間にためた毒素を排泄し始めます。
春のモードに切り替わり、“毒出し”体勢に入つていきます。
しかし、肝心の肝臓さんがへばっていては、上手く毒素が排泄できません。
『春は肝を整えることが大切』
植物は冬の間、土の中で根を伸ばしながら大地のミネラルやビタミンをたっぷり吸収します。そして春になると一気に芽を出し始めます。
そして、春には毒素を出して体の中からキレイにする食材があります。
そうです、これから山菜が芽吹き始める時期でもあります
これら苦いものは、下に降ろす作用があります。陽気を抑える意味で、菜の花、ウド、フキノトウ、タラの芽などほろ苦い春の野菜を食べましょう。
これらの野菜たちは、春、私たちのために芽を出すとも言えますね
冬眠生活を終えた熊さんが直ぐに食べるのは笹だそうです