与えるものと与えられるものが描かれているカード、

【ペンタクル6】



──このカード、商人の身なりの人物が、天秤でお金をはかり、

貧困者と困窮者にそれを分け与えている。

それは商人の身なりの彼自身の成功と同時に、善良な心も現しているんだそうで。



だけどこのカードを見ていると、

片方の人物には与えられていて、もう片方の人物には与えられていない。

そして、与えられていない人って、本当にお金を持ってないの?って。

(実は隠し持ってない?!とか。右下の人物、財布を持ってるように見えてしまって💧)

与えている側はそれを見抜けていないのか?って。

(お金を隠し持っていることすらも考慮しているのか…?)

──何か疑ってしまうんだよね💧(苦笑)




正確に言うとこのカードは、

たとえば役所のように困窮している方を支援します、みたいな感じ。

この人が好きだから支援しますとか、嫌いだから支援しません、ではなくて、

全国画一的な支援。

同じ条件なら同じように皆に支援します、みたいなイメージ。

そこに感情は入らないし、見返りも求めない。

つまり慈善行為。(役所が慈善行為をしている機関かというのは置いておいて💧)

自分が持っているものを、他者に分け与えていく、っていうことがテーマなんだけど…、

──あんた持ってるんじゃない?!って、

私はこのカードの人物達を見ると、まず思っちゃう(疑っちゃう)んだよね💧(苦笑)