清少納言が捧げた『愛』が今も伝わっている【枕草子】 | 生きる喜びと感動をお届けする☆前世・過去世・守護霊様、潜在意識、瞑想・ヒーリング・タロット教室大阪☆海月彩音 

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50代からの自分に恋するスピ活☆海月彩音(みづきあやね)です。

 

 

『はなとゆめ』冲方丁著を読みました

 

とても面白かったですニコニコ

 

清少納言の視点から書かれています。

 

清少納言の印象が変わりましたビックリマーク

 

【枕草子】が書かれた背景もよく解りました。

 

 

巻末の解説を読んで「そうか!」と納得したことがあります。

 

人々は清少納言が自宅から書いては世に流す枕草子によって、

 

悲劇の妃・定子の記憶を薄れさせ、

 

良かったことばかり思い出すようになった。

 

清少納言は世間の記憶の書き換えに成功したのである。

 
清少納言は中宮・藤原定子様に引き立てられ、心酔し敬愛していたので、
 
人々の心の中に残る永遠の輝きとして、定子様を枕草子に記したのです。
 
 
私も影響を受けた一人で、
 
枕草子の訳本を読んで、定子様って素晴らしい方だったんだなあと感じました乙女のトキメキ
 
枕草子には、定子様讃歌と宮中での雅な暮らしが散りばめられ、
 
一条天皇の最愛の人で宮中の華とされているからです赤薔薇
 
 
悲劇的な話や恨み的な記述は一切ありません。
 
後に詳しく調べて悲劇の全容を知りましたガーン
 
一族没落後、第三子出産時に24歳で崩御。

この本の中でも書かれていますが、とても可哀想な最後で、
 
他で見た辞世の句なども胸に迫るものがあります。
 
一条天皇が亡くなる前の辞世の句は、この返歌の様に感じられます。
 
お互い深く愛し合っていたのに、引き裂かれてしまいました。
 
 
定子様が藤原道長から敵視されて執拗に追い込まれたのも、
 
素晴らしい方だったからこそで、
 
自身の野望を遂げる為の脅威と見なされていました。
 
数々の嫌がらせをして、困窮・孤立・破滅へと向かう様に仕向けられます。
 
 
でもこういう時こそ、人の真価が現れるもので、
 
悲惨な境遇の中にあっても負けない定子様の気高さと、
 
支える清少納言の愛が切なくて泣けましたぐすん
 
 
『枕草子』は、定子様の生前、人生で最も困難な時期に清少納言が定子様に捧げた作品です。
 
献上され、定子様の死後も書き継がれました。
 
清少納言が道長側へのあらぬ内通疑惑をかけられ、自宅にひきこもった際に書き始められました。
 
ご覧になった定子様も励まされたでしょうねピンクハート

私はこの文が大好きです。
 
春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
 
 
本の解説にあったのですが、
 
どんな夜の底にも光は訪れる。まるでそう言っているようではないか。
 
本を読んで、当に闇から『光』は生まれていたんだなと解りましたキラキラ
 
私も平安時代の前世はありますし、お客様でもいらっしゃいます。
 
雅な時代ですが、権力闘争の激しい魑魅魍魎の時代でもあります。
 
一夫多妻制で苦しむ女性も多いです。 
 
文化・芸術・美は、心を鎮める為にも花開いて行ったのかなと感じます。
 
 
それにしても清少納言はあっぱれです!!
 
【枕草子】は千年以上経ても伝えられる作品となり、
 
定子様は、見たこともない私達から、素晴らしい方だったんだと思われる様になったからですおねがい
 
ベル【メール鑑定・前世】

 

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