こんにちは、モモ音楽教室の石原チエです＾＾
あの日から、もう２０年が経つんですね。
月日の流れの早さを感じます。
２０年が経ち、震災を経験した神戸市民は既に半数だとか。
思い起こせば、当時私は中学一年生。
仙台と神戸。
とてもとても遠い土地の話ではありましたが、
実は、その頃キンキキッズの光一くんファンだった私＾＾；
彼の出身が兵庫県だったこともあって、
食い入るようにニュースを見つめていたことを覚えています。
光一くんのお家は、家族は大丈夫なの？！って
本気で心配していました。
そう、それも本当に小さな「縁」ですよね。
くだらないと思える小さな、一方的な縁だけれど
私は、そのおかげで、当時のことはよく覚えていて。
思わずペンを取り、
書いたこともないファンレターを書いたんです（苦笑）
「大丈夫ですか？」なんて。
そして、もっとハッキリと覚えていることがあります。
それは、私のランドセルが
神戸の小学生の女の子の手に渡ったこと。
地震によってランドセルを失った小学生のために
ランドセルを寄付しましょう、と学校をあげての取り組み。
当時、学級委員だった私は、
生徒を代表して、校長室での贈呈式に参加。
ランドセルには、このランドセルを受け取るであろう
誰かのために書いた手紙と、新しい文房具を入れて。
その贈呈式を取材してくれたＮＨＫのアナウンサーの方が、
何年も前に住んでいた家の、お隣さんのお姉さんだった！
そんなびっくりなご縁も手伝って、なんと・・・
私の寄付したランドセルが、誰かの手に届くまで。
その様子を、追跡取材していただくことになったのです。
大切に使っていた、
大切な思い出のつまったランドセル。
手放すことは、少し淋しいことでもありました。
でもその後、ＮＨＫの番組の中で、
私のランドセルを手に取り、
手紙を読んでくれている可愛い女の子の笑顔を見て。
あぁ、良かったなあ・・・って。
心からそう思えたことを覚えています＾＾
私個人の「思い出の品」だったものが
誰かの笑顔に変わり、その人の思い出にもなっていく。
不思議な気持ちでした。
そして、その番組取材のおかげで、
その女の子から私へ、お手紙が届いたんです。
どうもありがとうございました、嬉しいです。
大切に使います、と。小学２年生の可愛い字で＾＾
私に出来たのは、ほんの小さなことだけれど
遠い土地にいても、ほんの少し、繋がることが出来ました。
東日本大震災のことも、東北のことも
きっとそんな風に、ほんの少しでも、繋がれると思うんです。
→1/25（日）コンサートについてのお知らせはこちらです。
歌い継ぐ、震災の記憶。
和やかな雰囲気の、楽しいコンサートになると思います。
ぜひ、ご縁をつなげてください。
また、前日に開催しますコンサート
→1/24（土）０歳からのコンサートのお知らせはこちらです。
おかげさまでご予約いっぱいになりました！
ありがとうございます＾＾
チエ
自分らしさを表現できる、心を育てる
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