今週のリーディングです。
今週のテーマは
策は練っても、まずは成り行きを見守ろう
何かをするときに（仕事だと特にかな）
最悪のことを想定して対策を考える
思わぬことが起こったときに取れる行動を洗い出しておく
ということをしておくこともあると思います。
対策を考えておく
これ自体はいいことなんですよ。
それだけで安心感につながるってこともありますし。
ただ、これが
考えて、対策をする
となると、問題も合ったりするんですよね。
本人としては
「考えて、対策をした」つもりでも
「考えて、対策をするという名目で暴走」という、
まだ何も起こっていないうちから勝手に先回りして潰した
なんてこともあったりするからなんです。
自分だけのことならいいんですよ。
「ビビってパニック起こしました」って
笑い話にすることもできますから。
が、周りの人のことであればそうともいきません。
良かれと思ってやったことでも、
相手にとってはやる気を削がれる行為につながります。
手を貸しているつもりが、
学びのチャンスを奪っているだけだったりするんです。
先読みして、策を練っておくことはしても構いません。
でも、行動に移すのは実際に事が起こってから。
思うことはいろいろあっても、
まずは成り行きを見守りましょう。
仕事のように「しっかり対策しなきゃ」なんてものではなく、
人から聞いた話で
これから自分に降りかかるアレコレを想像したら
気が滅入ってきた
なんてパターンもあります。
こちらのパターンの場合も、
現状ではアクションを起こさず
成り行きを見守ることは同じですが、
ネガティブな面にばかり意識が向いていて
視野が狭くなっている
ということに気をつける必要があります。
起こり得るイヤなことばかり考えてしまうために、
それ以外の道があるかもしれないことを忘れちゃうんですよ。
気が滅入る時に、
これをするとどんないいことがあるかな？
なんてムリしてポジティブにならなくていいです。
むしろ、何がイヤか、気が滅入るのか、
リストアップすることに励みましょう。
それだけでも
大分落ち着いて今を見られるようになりますし、
自分が抱えているダークなものに気付くきっかけにもなります。
人から聞いた話はあくまで現状での情報と割り切ること。
気が滅入っている時に集まってグチを言い合うと、
言葉も辛辣なものになりがちです。
回り回って誰かの耳に入り、諍いの元になることもあります。
今は外側に働きかけることはせず、
様子を伺うだけに留めましょう。
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