【前置き】
予定日は8/10。
陣痛が来る前に計画入院して陣痛促進剤を打って出産するため、39wに計画分娩することに。
ベッドの空き状況などから8/5午後入院の8/6計画分娩に決定。
【経緯】
●8/3
満月🌕
胎動激しめ。
●8/4 12:30
トイレに行ったところ軽いおしるし。
明日計画入院予定のため病院には連絡せず様子を見ることに。
●8/5
0:30
就寝
2:50
トイレに起きる。
ん?何か生理痛ぽい痛みがあるな…と思いつつも再度寝る。
3:50
痛さで起きる。15分間隔くらいで1分間の痛み。
アプリの陣痛タイマーをつけ始める。
(このときは前駆陣痛だと思っている)
痛みと痛みの間でうつらうつら寝る。
7:00
陣痛が10分間隔になる。
7:30
再入眠できないし喉が渇いたので起床。
陣痛が5分間隔になってくる。
8:00
病院に電話。
すぐ入院用の荷物を持って病院に来るように言われる。
ここからが勝負ということで陣痛と闘いながら
朝ごはんを食べる。(重要)
8:45
トイレに行っておしるし(生理初日の初回くらい)を
確認。
9:00
病院に到着。
出産用のパジャマなどに着替えて内診。
子宮口すでに5cm!
9:30
血圧測ったり、点滴入れたり。
10:00〜10:30
無痛の処置。お腹の張りは定期的に感じるものの、陣痛から解放されてかなり楽になる。
導尿カテーテルも入れられる。
11:30
隣の部屋の人の赤ちゃん誕生。
産声を聞いてわたしが泣く。(妊婦メンタル)
12:00
お昼ご飯(完食)
豪華な病院ご飯に感動してもりもり食べる。笑
陣痛促進剤を投与される。
12:20頃
陣痛カムバック。痛い。
陣痛とともにおしっこが漏れた感覚。
12:40
麻酔が効かないと伝えて麻酔追加。
13:00
看護師さんに『実はさっきおしっこ漏れちゃったみたいなんですけど…』って言って見てもらったら
(導尿カテーテルが外れたのかと思った)
破水してる&子宮口8cmまで開いてきてると言われる。
だから麻酔の効きが弱くなって痛くなってきたんだねと言われ、抗生剤入りの麻酔のお薬を飲む。
「お尻が押されてる感じする?赤ちゃんが押してる感じわかる?」と言われ、
『おしっこしたくなる感じ(膀胱が圧迫される感じ)はします』と答える。これがそれらしい。
赤ちゃん生まれてこようとしてるんだと緊張する。
13:15
促進剤のお薬1錠飲む。
13:20
痛いしお腹が張ってる感覚はあるけど、
麻酔が効いて陣痛の痛みが緩和されてきてほっとする。
13:40
急に寒気&発熱(37.5℃)。冷房を切ってもらう。
(よくあることみたい)
14:10
分娩を始めようと言われ、分娩開始。
コロナ禍のためなのか部屋には助産師さん1名とわたしの2人だけ。
いきみ方わからない…
「陣痛がきたときに、かたいうんちをするイメージで腹圧かけて」と言われる。
「息吐いた方がいいけど、息止めた方がやりやすければそれでもいいよ」と言われて、
息を止めて思いきりお腹に力を入れる。
(助産師さんが肛門を抑えてくれてるから安心してうんちするイメージで力入れる)
「手元のレバーを引いて力入れて」って言われたけど、わたしの場合は押す方が力を入れやすかったので最後の方は押しまくった。
何回かやってると下に赤ちゃんが降りてくる感じがして、上手だよと褒められたのでこれで良いんだと自信がつく。
陣痛(お尻が押される感じ)が遠のいたら全身力を抜いて、きたら腹圧をかける。ちょっと声出るくらいの痛み。
赤ちゃんの頭見えてるよ、髪の毛あるよと言われてゴールが近づいてるからがんばろうと思える。
そろそろご主人呼ぼうと言われ、夫登場。
手握ろうかって言われたけど握り潰しそうだったので無視😂(話せる余裕もなかった)
15:00
何回かいきんで、『あ、出る』って感覚的にわかったところで娘誕生。
最後はぬるっと出てきてくれた感じ。
わたしというより、娘ががんばって出てこようとしてるのを後押しした感覚。
出産後力が抜けて足ガクガク震え止まらず。
声聞いて姿見て涙が溢れ出る。
15:00〜16:00
胎盤を取り出したり会陰が切れてしまったため縫合の後処理。
無痛分娩の麻酔が効いているおかげで耐えられる痛み。
(その前に普通分娩した方たちのものすごいうめき声と叫び声を聞いてたから怖かったけど、
まだ麻酔が残っていて良かった)
16:30頃
急に吐き気が来て水分だけ嘔吐。
お昼ご飯を食べすぎたことを反省する。
■総括と反省点■
- 無痛分娩すばらしい。
- 無痛と言えど痛みはある。でもほぼない。
- 痛みとの戦いというより、お腹の子が出てくる感覚に集中していきめたのが良かった。(痛くないわけじゃないけど(ここ重要))
- お昼ご飯直後に分娩開始になるとは思わず完食したせいで、分娩時に腹圧かけたら胃にも力がかかって吐き気と共存しながらの分娩になってしまったのは反省。とは言え出産は体力勝負。いつ破水するかなんてわからないから難しい。(わたしは破水がわかるまで「明日になるとは思うけど、もしかしたら今日中に生まれるかもね」くらいに言われてました)
■余談■
陣痛促進剤を使っても赤ちゃんが下りてこない場合は吸引分娩になると聞いていて、あまりそうならないといいなと思っていたら、入院予定日に自然に陣痛が来て自然に破水して下り始めてくれた娘に感謝。その上無痛処理も間に合うくらいの余裕はありました。わたし個人としてはベストなお産ができました。
(人それぞれのお産があるので、それ以外のお産を否定するつもりはありません。お産は“みんな違ってみんないい")
分娩中も、他の分娩室から自然分娩の方たちの叫び声や呻き声を聞きながら、
助産師さんと『どっちが先ですかね』なんて話せるくらい無痛分娩は精神的余裕がありました。
分娩前も陣痛の痛みが緩和されてるので、
母と夫と友だちにずっとLINEして、応援してもらいながらお産に臨めました。
無痛と言えど女の人はその前に長い長い妊娠期間があって体調不良と戦うし、
点滴や麻酔針で体に穴はあくし、出産の出血はすごいし、などなど無傷でないので、
全国の旦那さんには産後の奥さんのケアとねぎらいをお願いしたいです。
もし次また授かることがあっても、
わたしは絶対また無痛分娩にします!!
無痛分娩は産後の回復も早いなどのメリットもあると聞きます。
痛みを感じないと愛情が生まれないなんてそんなことありません。
実際にわたしは娘のこと大好きだし、
子への愛情に出産時の痛みがあったとかなかったとかそんなことな関係ありません。
「必要な痛み」なんて言葉も耳にしますが、
産むご本人がそう思っているなら何も問題ないですが、
出産になんで痛みが必要なんですか?
ご本人以外の旦那さんや親が言ってるなら、
なら代わりに痛みに耐えて産んでくださいの一言です。
産むのはお母さんです。
お母さん自身が納得して大切な出産を迎えてほしいです。
わたしのわるい癖で長くなりました。
おわりですっ。