ついつい溜め込んじゃいました。 | TARO SOUL オフィシャルブログ「SOUL BLOG, TARO DAYS」Powered by アメブロ

ついつい溜め込んじゃいました。

とゆーことで、またまた本の話ですが、今回はガッツリ3冊ご紹介!


まずは、

$TARO SOUL オフィシャルブログ「SOUL BLOG, TARO DAYS」Powered by アメブロ

「主よ、永遠の休息を」/誉田哲也

誉田哲也氏の作品は、
「ストロベリー・ナイト」「ソウル・ケイジ」「ジウ(Ⅰ~Ⅲ)」「武士道シックスティーン」

を読んでますが、

俺の知る限り、男性が主人公なのは初めてかも。

主人公の事件記者が、コンビニ強盗の現場に遭遇。
そこから、思わぬ方向に、話が展開していく。

記者として、決してモチベーションの高いわけではなかった主人公の、
心境が変化していく様も、人間らしい。

警察小説が得意な作者ならではの、警察署記者クラブと記者の関係とかの描写も良かった。

あと、ミステリーとしては、本当に気持ち良いテンポで、

先の展開の読ませ方も、絶妙。

やっぱ、この人の小説、好きです。オススメです!


続いて、コチラ!

$TARO SOUL オフィシャルブログ「SOUL BLOG, TARO DAYS」Powered by アメブロ

「ソロモンの犬」/道尾秀介

道尾秀介氏の作品は、

「向日葵の咲かない夏」「片目の猿」を今まで読みました。

めちゃくちゃ、そんなのアリか!ってくらいの仕掛けをストーリーに潜ませていて、

今まで読んだものも、相当面白かったんですが、

他の作品は、ちょっとホラー寄りのモノが多かったりして、

あんまりおどろおどろしいのが苦手な自分としては、作品を選びながら、読んでます。


今回の作品は、青春ミステリー。

爽やかな雰囲気漂う中の、儚い感じ、読み終わった後の余韻とかは、独特ですね。

そして、やはり期待しちゃうのは、ミステリーとしての仕掛け。

正直、今回も、2~3回は騙されました。。。流石です。

本編の中で、一番キャラが濃いのが、主人公ではなく、

動物生態学者の間宮というキャラクター。

この人をサブキャラのままにした、別の作品とかも、読んでみたい。

シリーズ化希望。

オススメです!


そして、次は、

$TARO SOUL オフィシャルブログ「SOUL BLOG, TARO DAYS」Powered by アメブロ

「ギャングスター・レッスン (ヒート・アイランドⅡ)」/垣根涼介

映画化もされてた「ヒート・アイランド」ですが、原作を結構前に読んでたんですが、

続編が存在してるとは知りませんでした。。。

クライムノベルは久々に読みました。

何せ、テンポが早いんで、サクサク進みます。

ストーリーは、軽く触れようとしても、
前作「ヒート・アイランド」のネタバレになっちゃうので、

何とも言いづらいですが。。

今作は、前作ほどのハラハラするような展開する面白さは弱い。

ただ、途中に出てくるエピソード、登場人物、今作の終わり方ですら、

ここから先のストーリーで、二重三重に生きてくるのではないかという、

期待をしざるをえない読了感でした。

少なくとも俺は、次の作品を絶対読む。

「ヒート・アイランド」とセットでオススメ!



さてさて、

今宵は久々に、町田VOXでライブです。

ICE BAHNも一緒に出るぜYO!


お近くの方は、是非。


HOLLA!!!