いつの間にやら師走。
気づけば年の瀬。
この数ヶ月の記憶と一緒にいろんなものを置き去りにして冬。
(ああ、なんて忙しいんだろう。)
そう思いつつも、無意識のうちにシャツは増え靴は増えしていたようで、先日ラファニエロの東さんから「中縫いの準備が出来ました」との連絡をいただいて、漸くガタっと目を覚ましました。


【きたか…!!】


  ( ゚д゚) ガタッ

  /   ヾ

__L| / ̄ ̄ ̄/_

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前回の仮縫いでの修正を経て、どう変わるのか。

「仮縫い、2回もするんすか!いささか面倒ですな!」とか、(別に?)って感じを醸しながらも楽しみで仕方ありせんでした。


で、こちら。



ええ〜なにこれ〜(´Д` )
めっちゃよくなってる〜(//∇//)
って気持ちをおくびにも出さずに、
「…うん、いいですね(´-ω-`)」
とか、わかったような口をきいてましたが、多分バレてます。
いや、本当にこんなに良くなってるとは思わなかった。

左の前回仮縫いから、右の今回の中縫い。
シルエットがずいぶん削ぎ落とされ、着心地も格段に改善。今回着た当初、若干首の抜けが出そうな気配がしたんですが、その旨を伝えるとササっと縫い糸を外して修正。それに伴うその他のパーツのバランス調整。結果、アットリーニ並みの首元から胸元への吸い付きも得られるように。
ああ、職人さんと一緒に、見た目だけでなく着心地の面も作り上げていく感覚、楽しいかもしれない。

ディテールも今回は話し合ったんですが、ラペルのボタンホールは小さめのティアドロップで、袖ボタンは一つと決定。
あとは、完成を待つだけとなりました。

自然光の下では、このような表情。

袖付けは、もちろん雨降も可能ということでしたが、今回は綺麗に仕上げてもらうことに。
というか、ラペルのボタンホールと袖ボタンの数、全体的な重心をやや下げるという注文以外は全て東さんのおすすめ、ハウススタイル。

俄然仕上がりが楽しみになりました。


おわり。