矢部太郎さんのほっこりした本。癒される。。。

彼の本を知った時、あんな触れ合いって良いな~と思った。

私もここまでではないけれど、住まいのオーナーのおばあ様がとても良いかた。低層なので戸数も少なく、一階は多くの面積をオーナーのおばあ様が占めて住んでいらっしゃる。

 

矢部太郎さんと立場は違い私とおばあ様もあそこまでではないけれどやり取りがあって会話が楽しみ。

 季節の果物をくださったり、玄関でお会いした時にお花を持っていらして、それをたくさんあるからと分けて下さったり。さりげない会話だけれど心が温かくなる。

私も友人から贈られた珍しい果物を差し入れしたり、会社の近所の老舗の「きんつば」とかちょっとしたモノでデパートでは買えないものを選んでいる。いつも喜んでくださる。こんなやり取りでも潤いがある日々になる。人って触れ合いだよな~

 

 そんなおばあ様がご高齢でも元気で一人暮らしをなさっているけど、今度手術をすることになったと教えて頂いた。

ご高齢なので心配だけれどおばあ様の「こんなに長生きして、今病気が見つかり手術することになったけれど、何万人に一人という病気で、これが医学に役立つと思うと、年寄りでも医学に貢献できてよかったわ。神様にいつも何か役立つことをさせて下さいと祈っているから、滅多にない難しい手術で貢献できるから神様の使命かもね!」と明るくおっしゃっていた。

 

 いつも元気で前向きな方だと思っていたけれど、手術を前にしてもこんなに前向きで自分が役にたつことを意識して暮らしているなんて、本当に人生の先輩として良い見本を見せて頂いた。

役に立っている実感があるとイキイキとして生活できるのかもしれな。おばあ様の完治を祈るばかり。。。

 

以前よく読んだマザーテレサの本も「最大の不幸は、戦争や貧困ではありません。人から見放され、自分は誰からも必要とされていないと感じる事なのです」と。

戦争や貧困も辛いと思うけれど・・・コロナもね。

役に立つ、必要とされている、それだけで元気になれるのか?難しく考えると行き詰る(;^_^A